光る君へ反逆の恋の咲き初めを

あやかし・和風ファンタジー

かける/著
光る君へ反逆の恋の咲き初めを
作品番号
1712828
最終更新
2023/12/12
総文字数
15,356
ページ数
6ページ
ステータス
完結
いいね数
1
この国には、恋でなければ治癒しない病がある。

くたし病。身体が腐り落ちて死に至るその病は、特殊な治療を必要とする。
花精とよばれる人ならざるモノ。それに力を与える術者。その双方が恋をしている時、病人の身体に花が咲き、その花により、病が癒える。
だから、彼らは勤めで恋をする。それが、愛に変わらないように――。


これはそんな術者一族に、愛によって産み落とされたゆえに捨てられた青年が、ほの暗い恋の野望を灯すまでの、物語。





※源氏物語が元ネタの、近代和風ファンタジーです。
あらすじ
幼馴染で親友の深山に、術者としての恋の習いを説かれた光は、助言に従い行動するも、大きな失敗により、呪詛をその身に受けてしまう。その呪詛を祓おうと訪れた北山で、彼は不思議な花精の少女に出会い――

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