君に抱いた恋心を記憶の中にそっとしまって。

青春・恋愛

君に抱いた恋心を記憶の中にそっとしまって。
作品番号
1712754
最終更新
2023/12/26
総文字数
90,778
ページ数
231ページ
ステータス
完結
いいね数
11
運命の赤い糸って本当にあるのかな。


もし君との出会いが奇跡だと言うのなら
“運命”ではないと私は思う。


初めての出会い、デート、キス……。


こんなに愛おしい想いを抱いたのは
君が全部全部初めて。


毎日が楽しくて“好き”って気持ちが溢れて。


もっともっと君が欲しいと思ってしまった。


すれ違いが続いてもこの気持ちは
変わらないと思っていた。


だけどそれは違ったみたいで。


距離が離れれば離れるほど
自分の気持ちが分からなくなって。


君の愛に応えられなくなっていくのが
怖くなった。


君に嫌われるのが怖くなった。


だから……これ以上君といてはいけないんだ。


自分の弱さ、自分の気持ちと向き合うために。


君と別れることを決めたんだ……。


✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

「ごめん…もう限界なの…」

羽衣初優(はごろもうゆ)


内気で人見知り
恋愛経験ゼロな女の子


×


「俺はお前しかいらない」


冷泉遥陽(れいぜいはるひ)

クールでイケメンな年上男子


♡すれ違いだらけの初恋物語♡

出会いと別れの連続な青春時代の
輝く1ページを君と……。


2023.10.9 執筆開始

2023.11.19 完結

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

感想ノート、失礼します。
高校生の恋の難しさを感じました。
初優の初々しさは可愛らしく、遥陽のリードは男らしくて。
その恋路は微笑ましく、私も、彼らの関係がいつまでも続くと思っていました。
彼らを襲った、歳も学校も違うからこそのすれ違い。
大人になってしまえば、会えない時間も愛を育む時間だと言われますが、大人でも子供でもない彼らにとって、会えない時間は不安を呼んで。
かけ違ってしまったボタンは、元には戻らない。
彼らの未熟さが存分に詰まっていて、とても切なかったです。
それでも互いに幸せを願えるような関係は、とても魅力的でした。
もっと先の未来で、彼らが出会い、過去を懐かしめる日が来るといいですね。
素敵な物語を、ありがとうございました。

2024/06/04 15:44

うわーーーん(T ^ T)
…失礼、取り乱しました。

読み終えて思うは、恋ってむずかしーーっ!って感想でした。笑
初優の初恋模様はとにかく甘酸っぱくて赤面ものでした!とにかく相手のことが好きで好きで何も手につかなくなって、ふとした時間に思い浮かぶのは好きな人のこと。そんな純真で素直な初優の気持ちにはこちらも悶えながら共感の嵐でした!はー胸焼け。笑

でも恋って楽しいだけじゃないんですよね。相手を強く想うからこそどうにもならないこともあって。冷静に考えれば間違っているようなことでも、感情がそれを許してくれなくて。素直になれない自分が嫌になって、でもそんなすぐに素直になれるはずもなくて。恋の難しさやもどかしさ、やるせなさもひしひしと心に染み込んできました。はあー切ない。笑

そして最後までしっかりと「初恋物語」でした!
描写もとーっても読みやすくてするすると心に馴染んできました。恋の煌めきが確かにそこにあって、あれやこれやと夢想しながら楽しむことができました。
甘酸っぱくも切ない、素敵な初恋小説をありがとうございました!

2024/05/10 17:01

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