鬼の軍人と稀血の花嫁

あやかし・和風ファンタジー

夏みのる/著
鬼の軍人と稀血の花嫁
書籍化作品
作品番号
1709536
最終更新
2023/11/16
総文字数
97,785
ページ数
16ページ
ステータス
完結
いいね数
147
ランクイン履歴

総合2位(2023/11/24)

あやかし・和風ファンタジー1位(2023/11/24)

ランクイン履歴

総合2位(2023/11/24)

あやかし・和風ファンタジー1位(2023/11/24)


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本作は第30回キャラクター短編小説コンテスト「あやかし×恋愛」優秀賞を受賞した

「いつか最愛になるふたり」を長編化した作品になります。2023年12月に書籍発売予定です。

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「ようやく、見つけた」

凛とした声が耳朶を打つ。

「この日がくるのを、待っていた」

そう言葉にしながら、刀を向けてくる青年の姿に息を呑む。

美しい風貌に目を奪われ、次の瞬間にはぶるりと身震いを起こした。

こちらを見据える満月の如き色の瞳が、あまりにも冷え切っていたからだ。

「君は人間か、それとも――」

あらすじ
人間とあやかしの混血である“稀血”という特別な血を持つ少女は、虐げられて育つ。
奉公先の令嬢の身代わりに縁談を受けるが、祝言の夜、あやかしに襲われてしまう。少女を守ってくれたのは、最強の鬼使いと名高い軍人――冷たい目をした美しい青年だった。
「ようやく、見つけた」
稀血を探していた彼と、条件を交えて偽りの関係を結ぶことになるが――。
傷を秘めたふたりが出逢い始まる、和風シンデレラ婚姻譚。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

あやかしのクウォーターのヒロインと、彼女を管理観察する軍部の責任者とのラブストーリーという設定の妙に惹かれましたが、期待通りの展開で一気のに読了しました。
負傷した男性を治癒すべく生娘のヒロインが、その傷口にファーストキッスを施すシーンは、ドキドキしたのですが、あやかしに覚醒したヒロインを救う術が、男性がヒロインへ真名の呼びかけとは、些か興醒めしました。ここも口付けにして欲しかったです。

2024/01/06 19:19

この作品のひとこと感想

すべての感想数:128

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