リバイバルサマーサウンド

ヒューマンドラマ

綴音夜月/著
リバイバルサマーサウンド
作品番号
1706677
最終更新
2023/09/14
総文字数
7,862
ページ数
6ページ
ステータス
完結
いいね数
5
ランクイン履歴

ヒューマンドラマ1位(2023/09/21)

ランクイン履歴

ヒューマンドラマ1位(2023/09/21)

 『続きを描きたい後悔はありますか』

 実際、感染症拡大による制限下での生活を送ってきた私達が今だから話せる塗り替えたい過去。
亡くしたくなかった人、逃したくなかったチャンス、交わしたかった会話。
戻れない過去だからこそ、今塗り替えるしかない。
触れられない時代を経験したからこそ知ることのできた、人の暖かさを一夏の青春にのせてお届けします。

 
 余談ですが、当時私は中学一年生。
野外宿泊活動の予定が一週間前に中止と言い渡された日のことを鮮明に覚えています。
日程短縮、一部屋あたりの宿泊人数縮小、食事時間の分割。重なる制限の後、告げられたのは全てを無くす言葉でした。
今作は当時の日記からの引用もあり、心情の解像度が高く届くものがあると思います。

 いつ状況が変わるかわからないからこそ、今を後悔なく生きたいですね。
読んでくださった方の、過去を塗り替えるきっかけに、今と向き合えるきっかけになれますように。
あらすじ
 僕等は今、二年前の夏の続きを掴む。

 それぞれの道を歩み始めていた四人の再会が、暑い夏を響かせる。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

「リバイバルサマーサウンド」読ませていただきました!


バンドの4人の苦しみや決意が痛いほど伝わってきました。また、作中には共感するものがとても多かったです。

コロナの影響を受けた世代にだからこそ刺さる物語だと思います。

世界を恐怖に陥れる感染症。しかし、それに負けずに生きていこうと改めて決意できました。

素敵な物語をありがとうございます。

2023/09/16 14:10

この作品のひとこと感想

すべての感想数:5

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