街を駆けるラパン
ミステリー
完
6
朱宮あめ/著
- 作品番号
- 1698804
- 最終更新
- 2024/07/18
- 総文字数
- 31,967
- ページ数
- 5ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 6
- ランクイン履歴
-
ミステリー3位(2023/07/29)
- ランクイン履歴
-
ミステリー3位(2023/07/29)
赤い瞳を持つ黒ウサギを見つけたときは、よく目を凝らすべきだ。
それが敵なのか味方なのか、はたまたそのどちらでもないのか、きちんと見定めなくてはならない。
黒ウサギが微笑んでいるのか、それとも嘲笑っているのか……。
もしも影が嘲笑っているのなら、追いつかれる前に必死に逃げた方がいい。
その赤い瞳にとらわれてしまったら、もうおしまいなのだから。
黒ウサギは、可愛い草食動物などではない。愛でるべきものでもない。それは、笑顔で誰かの血肉を貪り喰らう、冷酷で獰猛な獣なのだ。
みなさん、街中で美しい瞳の黒ウサギを見かけたら、くれぐれも気を付けて……。
- あらすじ
若者に人気のSNSアプリ『HAKONIWA』には、
黒ウサギと呼ばれる正体不明の便利屋がいる。
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