桜の鬼【完】

あやかし・和風ファンタジー

桜月真澄/著
桜の鬼【完】
作品番号
1680377
最終更新
2022/10/14
総文字数
69,121
ページ数
127ページ
ステータス
完結
いいね数
42
ランクイン履歴

総合5位(2022/10/28)

あやかし・和風ファンタジー2位(2022/10/28)

ランクイン履歴

総合5位(2022/10/28)

あやかし・和風ファンタジー2位(2022/10/28)

湖雪(こゆき)は幼い頃、夏桜院(かおういん)という旧家に引き取られた。

妾腹(しょうふく)の娘として。

義理の親からは関心もなく育ち、自分も夏桜院の跡取りを残すことだけを使命だと生きてきた。

十五歳になる前の冬、縁戚の虹琳寺(こうりんじ)家の青年と婚約が決まる。

相手の惣一朗(そういちろう)は湖雪に張り付けた笑みで対応してきて、湖雪もこれは定められたこと、と諦観していたが……翌朝、部屋の窓を開けるとそこには忍び込んだ惣一朗がいて、湖雪の頬に口づけてきて……!?

更に、深紅の髪の鬼が湖雪の前に現れ、死ぬことすら抵抗のない湖雪に「俺がお前を生かそう」と宣言する。

――いつかの古い時代の、この国のお話。

すべてをあきらめて生きていた湖雪は望んだものは……。



+++

夏桜院湖雪
(かおういん こゆき)

虹琳寺惣一朗
(こうりんじ そういちろう)


(さくら)

旭日
(あさひ)

+++

和風ファンタジー、開幕



2022.10.9
Sakuragi Masumi

あらすじ
湖雪は幼い頃夏桜院に引き取られた。親からは関心もなく育ち、自分も夏桜院の跡取りを残すことだけを使命だと生きてきた。十五歳になる前の冬、縁戚の青年と婚約が決まる。これは定められたことと諦観していたが翌朝、部屋の窓を開けるとそこには忍び込んだ惣一朗がいて湖雪の頬に口づけてきた。更に深紅の鬼が湖雪の前に現れ「俺がお前を生かそう」と宣言する。すべてをあきらめて生きていた湖雪は望んだものは……。

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