ソラと海のアマテラス

異世界ファンタジー

尾久出麒次郎/著
ソラと海のアマテラス
作品番号
1666616
最終更新
2022/10/29
総文字数
124,288
ページ数
33ページ
ステータス
完結
いいね数
0
ランクイン履歴

恋愛ファンタジー41位(2022/08/29)

ランクイン履歴

恋愛ファンタジー41位(2022/08/29)

 あたしは思い出した、コロナ禍の前世で友達も、青春も、夢も、理不尽に奪われて自ら命を絶ったことを。

 コロナ禍で自ら命を絶ったあたしの転生先は軌道エレベーターが聳え立ち、あの灰色に色褪せた現実に限りなく近い異世界でした。

 コロナのない、マスクをしなくていい、息苦しくないカラフルな美しい異世界であたしは青春を謳歌し、恋の色に染まり、そして理解する。

 例えあたしにとってこの限りなく現実に近い異世界でも、この世界に暮らしてる人たちにとっては現実そのもの、だからみんなそれぞれ悩みや葛藤、苦しみを抱えて生きている。

 神様、どうかお願いします。コロナ禍のあの世界で自ら命を絶った人たちが、あたしのように幸せに暮らせる世界に連れて行ってあげてください。
あらすじ
 トラックに轢かれる直前、水無月優という少年に命を救われた瞬間、草薙夏帆はコロナ禍の前世で自ら命を絶ち、この限りなく現実に近い異世界に再び草薙夏帆として転生したことを知る。

 高校二年生になった夏帆は前世の記憶を思い出したことに困惑しながらも内地の帝都から遠く離れた赤道の飛び地、敷島諸島本島に引っ越して新天地で新しい学校に転校し、新しい友達と出会い、そして人との繋がりを知る。

この作品のレビュー

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop