「優花の誕生日はクリスマスイブだって……言ってたな……」
「あ、そうです。よく覚えてましたね」
「忘れられないからね」
まだメッセージでやりとりするだけの関係性だった時期に、遊び半分でこんな相談をしたことがあった。
「40歳になる瞬間、クリスマスイブでもあるんですけど、何したらいいですかねぇ?」
と。
ちなみにこのタイミングで、樹さんが私と同い年だというのも聞いた。
まあそれは、雑誌とかで読んでたから知ってたんだけど。
「確かに、覚えやすいですよね、私の友達も私の誕生日は忘れないんですよ」
私がそう言うと
「違うよ、優花」
「え?」
「好きだと思った人の誕生日は、いつだったとしても忘れることなんかできないってことだから」
と、斜め上の爆弾を投下してきた。
「そ、それは……どうも……」
私は、顔をリンゴのように赤くしながら答えるしかできなかった。
「あ、そうです。よく覚えてましたね」
「忘れられないからね」
まだメッセージでやりとりするだけの関係性だった時期に、遊び半分でこんな相談をしたことがあった。
「40歳になる瞬間、クリスマスイブでもあるんですけど、何したらいいですかねぇ?」
と。
ちなみにこのタイミングで、樹さんが私と同い年だというのも聞いた。
まあそれは、雑誌とかで読んでたから知ってたんだけど。
「確かに、覚えやすいですよね、私の友達も私の誕生日は忘れないんですよ」
私がそう言うと
「違うよ、優花」
「え?」
「好きだと思った人の誕生日は、いつだったとしても忘れることなんかできないってことだから」
と、斜め上の爆弾を投下してきた。
「そ、それは……どうも……」
私は、顔をリンゴのように赤くしながら答えるしかできなかった。