余命49日の私が贈る、大好きなあの人を自殺させない3つの方法

青春・恋愛

余命49日の私が贈る、大好きなあの人を自殺させない3つの方法
作品番号
1682670
最終更新
2023/03/05
総文字数
1,203
ページ数
2ページ
ステータス
未完結
いいね数
1
タイムリミットは49日。
あなたを死なせないために、私は魂をかけて冥府から還ってきました……。

夏休みに入る直前の7月14日は、高校1年生の廻野実輪(かいの みわ)にとって人生で最も幸せな日になった。
何故なら、密かに憧れていたクラスメイト、生島悠人(いくしま ゆうと)から屋上で告白され、付き合うことになったから。
初めてのデートに、キス、それから秘密のお泊まりなど、この夏休みは実輪にとってまるでジェットコースターのように心臓が破裂しそうな出来事ばかり。

幸せな出来事ばかりがたくさん詰まった、宝箱のような夏休みが終わろうとしていた8月31日に悲劇が起こる。
偶然、実輪が通りがかった駅に通り魔が現れ、実輪も犠牲となってしまう。

実輪が次に目覚めたのは、あの世とこの世の境。
そこで実輪は、自らを「冥府の番人」と名乗る悲しげな男性と出会うことになる。

彼は実輪にこう告げる。

「君の想い人は、君のせいで自殺をしてしまった。もう君たちは、永遠に出会うことができなくなる」

絶望する実輪に、冥府の番人は言う。

「一度だけチャンスをあげる。彼の自殺を君の力で止めてごらん。それができたら、きっと来世では結ばれる。でも失敗したら、彼の魂は僕が食べてしまうよ」

こうして実輪の魂は、冥府の番人の力であの日……彼が実輪に告白をした日に戻ることになる。

彼と来世で結ばれるために、余命49日の実輪の大勝負が始まる……。
あらすじ
タイムリミットは49日。あなたを死なせないために、私は魂をかけて冥府から還ってきました……。
憧れていたクラスメイト、悠人(ゆうと)と付き合うことになった夏、実輪の人生の宝箱のように幸せな日々が続いた。
ところが夏休みの最終日、実輪は通り魔に刺されて死んでしまう。実輪が次に目覚めたのは、あの世とこの世の境。そこで実輪は、自らを「冥府の番人」と名乗る悲しげな男性と出会い……。

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