「え?」
「俺のダチとか……羽奏のこと気になってるって言ってたんだ」
「どう言うこと?」
「羽奏は知らないかもしれないけど」
彼はまた、私の手をきゅっと握ってくる。
その瞬間が、たまらなく愛おしい。
彼の体温が、また1つ私の体内に近づくから。
「俺は、羽奏のこと……前から知ってたよ」
「嘘っ……!?」
「ほんと。予備校の前のコンビニで、いつもパン買ってるでしょう?」
「う、うん……」
「それも必ず、いちごジャムのコッペパンと新商品で悩むんだ」
「ど……どうしてそれを……」
私が聞くと、彼はにっこりと笑った。
「俺のダチとか……羽奏のこと気になってるって言ってたんだ」
「どう言うこと?」
「羽奏は知らないかもしれないけど」
彼はまた、私の手をきゅっと握ってくる。
その瞬間が、たまらなく愛おしい。
彼の体温が、また1つ私の体内に近づくから。
「俺は、羽奏のこと……前から知ってたよ」
「嘘っ……!?」
「ほんと。予備校の前のコンビニで、いつもパン買ってるでしょう?」
「う、うん……」
「それも必ず、いちごジャムのコッペパンと新商品で悩むんだ」
「ど……どうしてそれを……」
私が聞くと、彼はにっこりと笑った。