- あらすじ
- 母の死をきっかけに幸せを遠ざけ、希望を見失ってしまった瑞樹。そんなある日、季節外れの転校生・美咲がやってくる。放課後、瑞樹の図書委員の仕事を美咲が手伝ってくれることに。ふたりの距離も縮まってきたころ、美咲の余命がわずかなことを突然打ち明けられ……。時に笑い合い、時に思いをぶつけ合い――全力で歩んだふたりの恋の軌跡。
この作品の感想ノート
作品のタイトルと表紙の絵にひかれて書店で購入させていただきました!
私は瑞樹君の誕生日を境に、美咲さんの容体が急変してしまったところが印象的でした。
最期の時が近づいているのが分かってるにもかかわらず、瑞樹君の前では元気な姿を見せ続けていた美咲さんは本当にすごいと思いました。
この作品を通して、私は『時間の大切さ』や『今、この時を健康に過ごせている素晴らしさ』を改めて知ることができました。もちろん時間は無限ではないし、健康で当たり前とも思っていませんが、今思えば無意識に当たり前と考えていたんだなと自分の愚かさに気付くことができました。おかげで物事に対する感謝の気持ちが強くなりました。
この作品に出合えて本当に良かったです、後半はずっと泣きっぱなしでした(笑)
素晴らしい作品をありがとうございます!(感想、下手ですいません m_ _m)
ふと思ったことなのですが、表紙の美咲さんは亡くなった後の美咲さんなんですかね?
美咲さんが瑞樹君に会いに来て「お帰り、瑞樹君。配達、お疲れ様」と言っているよな気がします。。。
晴る__さん
2021/08/19 00:22