Side ???


どうしてだろうね。
僕はこんなにも君を愛しているのに。
君は、あんなにも僕を愛してくれたはずなのに。
僕がこんな仕事に着いてなければ、僕たちはもっと幸せになれたのかな。

「あなたが、世の中の女性を幸せにするの!自覚を持ちなさい!」

と言われた時は、正直興味もなかったよ。
だって、あの時から僕は君に夢中だったんだ。
でも、僕が頷くと君が褒めてくれるから……。
僕が1つずつ、君が望む僕になることで、君が笑顔になってくれるから……。
だからここまで来れたんだ。


それを……今更君は、なかったことにするの?
そんなの許さないからね。