青い僕らは奇跡を抱きしめる

青春・恋愛

木戸ここな/著
青い僕らは奇跡を抱きしめる
書籍化作品
作品番号
1517178
最終更新
2019/01/10
原題
トゲトゲじかけのサボテンは優しく君をハグしたい
総文字数
81,305
ページ数
106ページ
ステータス
完結
いいね数
24
不思議な街に彷徨いこんだ悠斗。
そこで出会った少女、葉羽。

奇跡が起こるという
不思議なサボテンを手に入れた時

奇跡のマジックショーが始まった。

二人は知らずと奇跡に組み込まれ
物語が紡がれていく。

パズルのピースが全て揃った時
手品の種明かしが始まる──

そして
この物語は誰かがそっと見守って
そこで初めて大切な事に気が付くようになっていた。


* … * … * … * …* … * … * … * …* … * … * … * … * …


トゲがいっぱいついてても
見掛けだけで判断しないで下さい。

見えないトゲを持ってる人もいると思うんです。
自分を守ったり、攻撃したり
そのトゲに自分自身が泣いていたり。

苦しい時は助けてあげたい。
トゲトゲがいっぱいのサボテンが影の主役となって
あなたを救います。

あなたは一人なんかじゃないんです。

それでは
サボテンのマジックショーの始まりです。
種明かしは全てが終わったその後で。


* … * … * … * …* … * … * … * …* … * … * … * … * …
第3回 スターツ出版文庫大賞
大賞受賞
本当にありがとうございました。
『トゲトゲじかけのサボテンは優しく君をハグしたい』(原題)の
書籍化に伴い『青い僕らは奇跡を抱きしめる』と改題し
名前もCoconakidから『木戸ここな』と致しました。

【ご注意】
未公開シーンの加筆と話の修正を大幅にし
こちらで掲載しているものは
粗も多く間違いもそのままで
書籍版とは異なっております。
(書籍版の方がより一層奥が深くなってます)
* … * … * … * …* … * … * … * …* … * … * … * … * …




この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

感想失礼します。じっくりと読み終えました~。悠斗と自分の境遇…といいますか。学生時代におかれていた環境が酷似していまして、半分悠斗になった気分で読んでいました。あるんですよね、ひとりで劣等感を抱いて、素直になれなくてトゲトゲしちゃうこと。誰も理解してくれないんだって、親にも友達にも無愛想な態度を取ってしまって、後から後悔してしまう…なんて。それでも、優しく接してくれた人達は今でも大切な宝物です。このお話を読んで、自分次第でいくらでも未来は変えられること。そして、学生時代に苦しんだ時間は決して無駄ではないこと。それを学びました。余談ではありますが、旧タイトル本当に好きです。見ただけでウルっときてしまいます…(情緒不安定ごめんなさい💦)とにかく、このお話大好きです!長文失礼しました!

ななしさん
2021/07/22 13:30

終わり直後の怒涛の展開に、いつのまにか目をめちゃくちゃ見開いて読んでいました。
パズルのピースがハマっていく感覚って初めて経験しました。種明かしが始まった瞬間、全てが本当に幸せな結末で心が本当に穏やかになりました。
葉羽は死んでしまったのだと思っていたし、まさか大人になって悠斗のおくさんになってたなんて。本当に微笑ましかったです。冒頭の部分が悠斗の子供だったことにも驚きでした。
「あー、そーゆーことか」って。指が止まらず、気づけば一瞬で読み終わっていました。とても面白かったです。ありがとうございました。

2019/04/10 19:45

はじめまして。「トゲトゲじかけのサボテンは優しく君をハグしたい」を全部見ました!
奇跡をテーマにした物語がなかなか良く、一気見しました!ラストが感動しました!
自分も、頑張ってこんな作品を書いてみたいと思いました!!(ちなみに今野いちごにある作品はまだ一つだけです……しかもまだ途中)
本になるのを待ってます!!

益木永さん
2018/11/11 14:28

この作品のひとこと感想

すべての感想数:56

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