ひととおりしゃべってアイスも食べ終えた私達は、その辺をブラブラして帰ろうかということになり、店を出た。
スマホを見ると、六時二十分。
いつもなら、マンションに寄っても家に帰りついている時間だったけれど、私にとっては、友達とこういうふうに歩くことすら貴重で、まるで遠足気分で駅周辺の店を見てまわった。
「あ、これかわいー。ここ、入ってもいい?」
アサちゃんが雑貨屋さんの前で立ち止まり、みんなで入ることになった。
ボサノヴァ調の落ち着くBGMを聴きながら、それぞれ店内を物色する。
キラキラしている髪飾りやナチュラル系の雑貨など、女の子らしい小物がたくさん置かれていた。
かわいい、私もなにか買おうかな。
そう思いながら、ガラスのウィンドウ前のアクセサリーを見ていた時。
「あ」
ガラス一枚隔てて、店の外を歩いて通りすぎていく人に目を奪われた。
スマホを見ると、六時二十分。
いつもなら、マンションに寄っても家に帰りついている時間だったけれど、私にとっては、友達とこういうふうに歩くことすら貴重で、まるで遠足気分で駅周辺の店を見てまわった。
「あ、これかわいー。ここ、入ってもいい?」
アサちゃんが雑貨屋さんの前で立ち止まり、みんなで入ることになった。
ボサノヴァ調の落ち着くBGMを聴きながら、それぞれ店内を物色する。
キラキラしている髪飾りやナチュラル系の雑貨など、女の子らしい小物がたくさん置かれていた。
かわいい、私もなにか買おうかな。
そう思いながら、ガラスのウィンドウ前のアクセサリーを見ていた時。
「あ」
ガラス一枚隔てて、店の外を歩いて通りすぎていく人に目を奪われた。