次の日、大橋くんには「心配性の兄が失礼なことを言ってごめんね」と謝った。
大橋くんは、「それよりも、種田さんが話しかけてきてくれたことが嬉しい」と言って笑っていた。
大橋くんの友達が、例のことをすでに誰かに言ったのかどうかはわからない。
けれど、彼は絶対誰にも言わないように口止めする、と約束してくれた。
ノンちゃんは、引き続き、大橋くんをはじめ男子達が私に話しかけてくると、目を光らせてくれている。
大丈夫だよ、と言っても受け入れられず、しばらくはこんな状態が続きそうだ。
「うーん……」
それよりなにより、昨日からずっと、ウソツキさんのことばかりが頭にちらつく。
平日ほぼ毎日通っていたせいで、彼の端整な顔立ちには慣れっこのはずなのに、今までの一場面一場面の顔が、あとからあとからスライドショーのように流れていく。
大橋くんは、「それよりも、種田さんが話しかけてきてくれたことが嬉しい」と言って笑っていた。
大橋くんの友達が、例のことをすでに誰かに言ったのかどうかはわからない。
けれど、彼は絶対誰にも言わないように口止めする、と約束してくれた。
ノンちゃんは、引き続き、大橋くんをはじめ男子達が私に話しかけてくると、目を光らせてくれている。
大丈夫だよ、と言っても受け入れられず、しばらくはこんな状態が続きそうだ。
「うーん……」
それよりなにより、昨日からずっと、ウソツキさんのことばかりが頭にちらつく。
平日ほぼ毎日通っていたせいで、彼の端整な顔立ちには慣れっこのはずなのに、今までの一場面一場面の顔が、あとからあとからスライドショーのように流れていく。