「もう本当に大丈夫だよ? 昼に謝ってもらったから、十分」
「うん、でも、ごめん。マジで調子に乗ってた、俺。言葉でどんなに謝っても謝りきれないし、種田さんの俺への信用は回復しようがないんだけど」
そんなことないよ、とはすぐには言えない自分がいる。
「でも、聞いてほしいんだ。俺、こんなに人を好きになったのはホントに初めてで、なんていうか、このまま種田さんと気まずくなったまま疎遠になっちゃうのはマジで嫌だっていうか……。すぐには無理でも、信用回復するまで俺、なんでもするから。だから、友達は続けてほしくて」
大橋くんはたぶん、まっすぐな人なんだろう。
頭で思ったことをそのまま言っているのがわかる。
「お願い! お願いしますっ」
その必死さが伝わってきて、私はしばらく間をおいたあと、ゆっくりうなずいていた。
「うん、でも、ごめん。マジで調子に乗ってた、俺。言葉でどんなに謝っても謝りきれないし、種田さんの俺への信用は回復しようがないんだけど」
そんなことないよ、とはすぐには言えない自分がいる。
「でも、聞いてほしいんだ。俺、こんなに人を好きになったのはホントに初めてで、なんていうか、このまま種田さんと気まずくなったまま疎遠になっちゃうのはマジで嫌だっていうか……。すぐには無理でも、信用回復するまで俺、なんでもするから。だから、友達は続けてほしくて」
大橋くんはたぶん、まっすぐな人なんだろう。
頭で思ったことをそのまま言っているのがわかる。
「お願い! お願いしますっ」
その必死さが伝わってきて、私はしばらく間をおいたあと、ゆっくりうなずいていた。