─── もしも、未来が見えたなら。



そんな馬鹿げた空想に

想いを馳せた、あの日から。

きみと二人、不確かなものばかりを追いかけた。



ねぇ、きみには、未来はどんな風に映ってる?

どんな風に、見えている?



暗闇の中で伸ばした手を掴んで、

光の射す場所まで歩いて行こう。



きっともう、大丈夫。

きみとなら、大丈夫。

きみと二人、見えない未来を探しに行こう。