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─── その変化は、新学期が訪れたその日にやってきた。



「ちょっと蓮司!!あんた、栞にちゃんと謝ったの!?」


「うるせぇな!!もう解決したことを、今更お前がゴチャゴチャ言うな!!」


「はぁ!?あんたのせいでね、こっちは超嫌な気分になったんだから!無視するとか、子供か!この、お子ちゃま!」


「お、お子ちゃまとか言ってんじゃねぇよ!今のでテメェとは、今後も話す気失せたわ!」


「あっそ!じゃあ、もう二度と話し掛けてこないでくれるぅ?ねぇ、こんなお子ちゃま置いて先行こっ、栞!」


「(あはは。蓮司とアユちゃんは、本当に仲良しだねぇ)」