
作品番号 1211057
最終更新 2020/10/13
121ページ 完
総文字数/ 48,026
ランクイン履歴:
総合:1位(2020/10/23)
青春・恋愛:2位(2021/09/24)
どうしようもないくらい 目を奪われた
君を知れば知るほど
どうしようもないくらい 心を奪われた
こんなにも君に惹かれてしまうのは
どうしてなんだろう
まるで、ずっと昔から
君の澄んだ瞳を
そのまっすぐな心を
花開くような笑顔を
知っていたような気がするんだ―――
*
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』の続編、旧版です。
こちらに大幅加筆した新版が、ノベマ!で10/19~連載されます。
https://novema.jp/book/n1617017
- あらすじ
- 転校先の中学校で出会った
不思議な女の子
周りから少し浮いていて
不良だとか噂されていて
皆から怖がられている
でも、俺は気づいてしまったのだ
彼女はーーー
「いじめとか、最低!」
「冗談でも『死ね』とか言うな!」
「仕方ないなんて言い訳、しないでよ」
「……生まれ変わり、って信じる?」
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この作品のレビュー
この作品の感想ノート
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』を読んだ時、僕は涙を堪えることができませんでした。知らないはずの過去の景色であるはずなのに、鮮明に見えて、戦時中の方達の気持ちをあんなにも表現できることにとても感動しました。日常が非日常であること、それが普通でないこと、普通になっていること、当たり前を考えさせられ今の自分を見返すいいきっかけになりました。人に対して、感謝だけでなく、勇気づけたり、愛を伝えたり、、その時その場面で後から後悔のないように過ごしていこう思いました。続編で幸せを掴めた事本当に我のことかのように、嬉しく思いました。
本当に素敵な作品でした。
あの花が咲く丘で君とまた出会えたらを読んだ時、本当にこれでもかってくらい感情移入して涙が止まりませんでした。戦時中の特攻隊の方々の強い意志とそこに隠された本音。そして、百合と彰のふたりの恋。
このふたつからどれだけ戦争がむなしく、沢山の人が悲しみに包まれたかを知ることが出来ました。あとがきに、このあの夏の光の中で、君とまた出会えたからという続編があると書かれているのを見て、秒で探して読ませていただきました。彰が言っていたように、生まれ変わったらまた一緒になりたい。この気持ちが神様に届いたんですね。本当に感動しました。涼の百合にたいする強い想いと彰の姿が重なっているようで重なっていなくて、、、胸きゅんしつつもとても切ないストーリーでした。でも、百合が幸せそうでよかったです。きっと涼のなかにいる彰もとても幸せです。この3人がなんの妨害もなく、幸せで、百合の花のように美しい恋をできることを祈ります。
あの花が咲く丘で君とまた出会えたらを読んで来ました!
あの花が咲く丘で君とまた出会えたらという作品は読めば読むほど感動してしまい、何度も何度も読み返しました。
この話を読み、戦争が人々にどれほどの辛い悲しみを感じさせたのかが分かりました。
それと同時に今もなお戦争に苦しんでいる人々がいるのがとても悲しく感じました。
百合の言っていた言葉は本当に全て自分の心に刺さりました。
本当にこの話は全ての人に読んで欲しい作品です!!
(続編も面白かったです)