
- 作品番号
- 1211057
- 最終更新
- 2020/10/13
- 総文字数
- 48,026
- ページ数
- 121ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 8,166
- ランクイン履歴
-
総合1位(2020/10/23)
青春・恋愛1位(2023/12/09)
青春2位(2025/10/28)
どうしようもないくらい 目を奪われた
君を知れば知るほど
どうしようもないくらい 心を奪われた
こんなにも君に惹かれてしまうのは
どうしてなんだろう
まるで、ずっと昔から
君の澄んだ瞳を
そのまっすぐな心を
花開くような笑顔を
知っていたような気がするんだ―――
*
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』の続編・旧版です。
こちらに大幅加筆した新版『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』がノベマ!(https://novema.jp/book/n1617017)や紙書籍(スターツ出版文庫)で読めます。
- あらすじ
- 転校先の中学校で出会った
不思議な女の子
周りから少し浮いていて
不良だとか噂されていて
皆から怖がられている
でも、俺は気づいてしまったのだ
彼女はーーー
「いじめとか、最低!」
「冗談でも『死ね』とか言うな!」
「仕方ないなんて言い訳、しないでよ」
「……生まれ変わり、って信じる?」
この作品のレビュー
私は本編を読んでからこちらを読んだのですが、本編からもう最っ高で泣けました。この本は何回も何回も繰り返し読んでます。彰と百合の関係とかもう最高すぎですし、本編の最後、手紙の内容良すぎます……!それはそうとこの続編もめっちゃ良かった!設定もストーリーも最後の結末も全部最高!本編は百合目線だったのに続編は涼目線で書かれてるとことかほんとに大好き!
この本を読んで、改めて戦時中の日本のことを考えることができました。今あるもの、私たちが安心して生活を送れていること、本当に幸せなんだなと感じます。これからの人生、もっと感謝して生きていこうと思いました。人生やり直したい……!
今まで読んできた本の中で一番のお気に入りです。この本に出会えてよかった!書いてくれてありがとうございます!と作者の方に伝えたいです。伝わったら嬉しいですね。
星5ではたりません。この本はそれ以上です、最っっっっっ高でした!
主人公の強気な性格が作品の中で問われる現実の非難と過去にある現実を見た時の葛藤に非常にマッチしていたと感じます。
主人公の強気な性格が作品の中で問われる現実の非難と過去にある現実を見た時の葛藤に非常にマッチしていたと感じます。
普段レビュー書かないのですが、ほんとに良かったので想いを作者の方に伝えたいと思い書いています。
私は「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」からこの続編に読みました。
戦争についてほとんど知識を持っていないのですが、非常にわかりやすく書かれているのでとても読みやすかったです。
本編ラストで彰が百合に残した手紙の内容を続編で知ることができると思わず、私も百合と一緒に大号泣をしてしまいました。手紙の中身を見ずに現代へ戻ってきたことが、私の中でも心残りだったので、資料館ありがとう!の気持ちでいっぱいでした。
そして彰の生まれ変わりの涼と出会い、百合が幸せになれて良かったです。
戦時中に生きていた人達のことを考えると、今生きる私たちはもっと今を大事に生きなければいけないなと考えさせられました。またそれと同時に、幸せを当たり前だと思ってはいけないと感じました。
星5では足りないくらいよかったです。
この作品の感想ノート
小説を沢山読むきっかけになったと言っても過言じゃないあの花が咲く丘で、君もまた出会えたら。
紙でも、電子でも、映画でも毎回切なくなってキュンキュンして泣いて、そしていかに戦争が無意味で残酷な事かを知り、戦争についてきちんと知りたいと思えるきっかけにもなった作品。
百合と彰は結ばれなかったけど、百合が幸せになれてとてもよかったです
こんなにも恋愛面でも戦争のことでも考えさせられる素晴らしい作品に出会え手良かったです
これからも頑張ってください
「そして、彼女ことを知れば知るほど、そのきれいな心と純粋さ、そして強さと優しさを知れば知るほど、俺はどんどん心を奪われていった。」これは、加筆された「あの星が降る丘で…」の中の一文です。『彼女こと→彼女のこと』はもちろんですが、この一文は読みやすい形に推敲された方がよいのだろうなあと感じました。さて、「あの夏の光の中で…」はピュアで可愛らしい作品ですが、エピソードの中に大切なことが沢山含まれていて、多くの人に届くといいなあと思いました。そして、加筆された「あの星が降る丘で…」にはさらに、心に響く言葉(エピソード)が色々増えていて、これを是非推敲し育てて頂いて、紙書籍として出版して頂きたいものだと思いました。ちなみに、「あの花が咲く丘で…」を読んだことで「野いちご」のサイトを知り、そこから「ノベマ!」へ進んだのですが、まとめてこちらへ感想を書かせていただきました。失礼をお許しください。
「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」とても感動して最後は気づいたら涙が出ていました。本当に素敵な作品でした。これからも汐見夏衛さんの本楽しみにしています!
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