江東乃かりんさんの作品一覧

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世は乱世。 死者を蘇らせることのできる「黄泉還しの巫女」と呼ばれる「すず」は、村長の命令によってその息子に無理矢理嫁がさせられた。 しかし村長の死をきっかけに、彼女は夫から離縁を言い渡される。 それからと言うもの、すずは座敷牢に囚われてしまう。 元夫から黄泉還し能力の利用を強要されるだけでなく、扱いは日々悪化していく。 疲弊したすずの前に現れたのは、かつて三途の川で出逢い彼女を現世に送り返した、青みを帯びた白髪の鬼で……。 蒼き三途の川で思いを告げる、人間の少女と、彼女に焦がれた鬼の物語。
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平日の仕事を乗り越えられるワケは、金曜真夜中のもふもふ付きご馳走&ティータイムがあるから! 三十二歳の百花はカフェ経営。 百花の家に同居している親友の有紗はゲーム会社勤務。 ふたりとも「好き!」を仕事にしているけど、辛いこともちょっぴりある。 それぞれの好きを仕事に頑張る女性二人が、金曜日の夜に一週間の疲れをご馳走ともふもふわんこで癒す。 慌ただしい一日の最後に、ほっこりする飯テロストーリー。
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公爵令嬢フォーリアは、婚約者である王太子から婚約破棄と国外追放を告げられた。 そんな時、隣国からの留学生である魔術師シスアータ・ベリディリウムが、王太子と婚約破棄されたフォーリアにとある提案をして……? 「彼女から、殿下に関する記憶を消去しては如何でしょう?」 「手折ってください。わたくしの叶わぬ恋心ごと……」 辛い境遇にあった公爵令嬢が隣国の魔術師に救い出される、儚くて切なくも、どこか優しいロマンスファンタジー。 ざまぁ成分はちょびっとだけアリ。
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「あやかし × お料理 × もふもふ」=ほっこり和風恋愛ファンタジー。 季節は秋。 進学が決まらず両親から責められていた高校三年の「夜行 ほたる(やこう ほたる)」は、居場所を求めて亡き祖父の家に逃げ込む。 そこで再会した幼馴染の稲波 琥葉(いなみ こうは)は、自信をなくしたほたるに祖父のそば屋を再建しないかと提案して……? 妖狐な幼馴染&にょろにょろモフかわマスコットの管狐に癒され・愛されつつ、迷えるあやかしに寄り添っていくことで、ほたるは少しずつ将来の夢と向き合い、そして恋を自覚していく。
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おおよそ140文字SS集。 ファンタジーだったり、切なかったり、ごくごくまれに日常だったり。
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何でもこなせるスーパー執事(※告白できないヘタレ勇者)と、顔が悪役風なだけのちょっとズレた天然令嬢の、異世界じれじれラブコメディ!
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ストロベリームーンの夜に出会った気さくなバーテンダーさんのカクテルは、失恋で落ち込む私を励ましてくれる飲み物で―― ちょっと不思議で、最後は前向きになれる。 六月の満月の夜の、優しい物語。 2024/06/05完結
あなたへと、私を運ぶ流れ星

総文字数/6,955

青春・恋愛4ページ

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飛行機が闇夜を切って飛ぶ中。 窓ガラスの向こうの明かりを楽しんでいた俺に、隣の席の女性が話しかけてきた。 外の輝く景色を見て楽しそうに笑う彼女に、俺は惹かれていく。 しかし彼女は時折、寂しそうな表情を見せて……? 初めて出会った夜にふたりで見た飛行機の明かりは、まるで星のようで……。 ちょっぴり甘酸っぱくて、少しのほろ苦さもあるけれども。 最後にほっこり優しくなれる、大人の恋物語。 2024/06/10完結
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「私ね、数年後に死ぬの。首を刎ねられて、殺されるのよ」 そう予言した令嬢は断罪され、首を刎ねられてしまった。 彼女を救えなかった青年が絶望する中、断罪された首なしの令嬢が王都を復讐の濁流へと突き落とす。  青年も死を覚悟したとき、彼女の首から零れ落ちた物が一縷の希望を見せた。   これは彼女の復讐か、それとも彼女を犠牲にした陰謀か。 「私のこと、攫ってくれませんか……?」 悪役令嬢と呼ばれてしまった少女と、彼女に焦がれながらも救うことが出来なかった平民の青年の悲恋の物語。   ※悪役令嬢になってしまう前と・断罪後の話が中心。 ※他の小説投稿サイトにも投稿しています。
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日本を含めた世界中では、かつてあやかしと人間が敵対していた。 今となっては共存しているものの、一部の人間…特に術師の間では、あやかしは未だ憎悪の対象だ。 夢璃(ゆうり)は、術師の名家である花園家に生まれた。 しかし、能力を開花させることが出来ず、あやかしのような容姿をしていることもあり、両親だけでなく、妹からも蔑まれてしまう。 離れで暮らす彼女に寄り添うのは、幼少期に縁日で迎え入れた霊力を帯びた言葉を交わせる金魚一匹だけ。 ある日、夢璃が成人を迎えると同時に、次期当主として正式に妹が選ばれることを告げられる。 そのお披露目として秘術を披露する場に、夢璃も付き添わされることになった。 しかし当日、夢璃は妹から白装束を渡され、一族のために犠牲になるよう命令される。 家族として慕っていた金魚をも喪い、絶望する夢璃を救ったのは、赤金色の衣と鱗を纏う、夢璃が焦がれた声をした青年だった。 ※魔法のiらんど、ベリーズカフェ、小説家になろう、Nolaノベル、ノベルバにも掲載をしています。
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