作楽シンさんの作品一覧

風鈴の町

総文字数/3,134

ヒューマンドラマ1ページ

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友人に誘われて、故郷に遊び行く予定だった夏。 いけなくなってしまった友人のかわりに、 私が一人でおばあさんの家を訪れることになった。 その町は、どの家の軒先にも風鈴が揺れていた。
ふたりの秘め事

総文字数/3,273

青春・恋愛3ページ

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ねえ、どうするの。少女はただ笑ってうながした
マーメイド

総文字数/3,239

青春・恋愛1ページ

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「こんなところにいたら、大人になっちまうから」 腐っていくのを嫌って、幼なじみは言う。 俺たちはいつまでも同じようでいて、もうどこかで決定的に違ってしまった。
皇帝はその歌声を求む

総文字数/6,662

異世界ファンタジー8ページ

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目の見えない姫君と、若い皇帝の童話風物語
冷たい指と神隠し

総文字数/8,909

和風ファンタジー10ページ

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子供の頃、神社の奥に迷い込んだ。 暗闇の中出会ったのはひとりの少女だった。 冷たくあしらいながら、送り届けてくれた。 それからずっと忘れられずにいる
落つ白、散る赫い花

総文字数/4,131

青春・恋愛1ページ

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雪に閉ざされた庭で、どこにもいけない青年と少女
花は地に落ちて

総文字数/4,399

青春・恋愛4ページ

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城が焼け落ちる。 女は幼い頃から側に仕えてきた男と逃げようとしていた。 あたたかで鈍い、泥のような思い出と共に。
こいねがう夜半

総文字数/2,841

歴史・時代3ページ

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兄が死んだと聞いて、五年ぶりに家に戻った。 矢傷が元で亡くなったらしい。 寂しい空気の家にいたのは、兄の遺した娘ひとりきりだった。
月に降る雨と懺悔

総文字数/81,174

現代ファンタジー43ページ

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人工の光が闇を照らすようになった明治時代。 山間の小さな宿場町では、死体が盗まれるという事件が起きていた。 そして増えていく奇妙な死に方をする人間。更に人々を襲う、奇妙な事象。 澱のように感情は沈み、少年たちは、お互いだけを頼りに生きていた。
夜型のあしながおじさん

総文字数/2,726

和風ファンタジー1ページ

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ボロアパートに住む青年と、 隣の部屋に住む少女の、交流の話。 ぼくは、あの子が生まれた時から知っている。 あの子はぼくの秘密を知らない。
水面にゆれる朱

総文字数/9,535

和風ファンタジー2ページ

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一人で用水路を探検するのが日課の僕は、気づいたら山の池にたどり着いた。 その暗い池で、泳ぐ少女に出会う。 少女の白い肌は水に濡れて光り、赤い服はひらひらと水にゆれていた。 少女は、自分を金魚だと言った。 少年と少女のはかない出会い
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