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転生したら魔王だった。でも何故か世界から「聖人」扱いされている件

総文字数/25,116

異世界ファンタジー1ページ

2025/10/08 08:15更新
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 気がつけば、魔王だった。  けれど世界は妙におかしい。俺が城を再建しただけで「慈悲深い統治者」。  戦災孤児を保護したら「世界を救う英雄」。  魔族と人間の橋を作れば「神に選ばれし調停者」。  ――いや、違う。俺はただ、まともな社会インフラを整えてるだけだ。  魔王に転生した元サラリーマン・ユウト。  悪を為せば勇者に討たれ、善を為せば民に祭り上げられる世界で、  彼は「悪行ポイント」がゼロのまま魔界のトップに君臨してしまう。  城下では「魔王様が井戸を掘ってくださった!」と民が涙し、  王国は「このままでは民心を奪われる」と慌てふためく。  一方、勇者は「彼は本当に悪なのか……?」と葛藤を抱き始める。  世界の認識がズレていくなか、  ユウトは「善人誤認」という最大の呪いに苦しみながらも、  魔王としての矜持と人間らしさの狭間でもがき続ける。  ――善を強要される魔王の苦悩劇、ここに開幕。
生贄にされた俺、追放令嬢と堕ちた聖女を拾って最強復讐パーティを作る

総文字数/54,436

異世界ファンタジー1ページ

2025/10/08 08:12更新
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生贄にされた少年、裏切られた女たちと手を取り、神も世界も焼き払う復讐譚。  クラスごと異世界転移――  だが俺だけ「魔王復活の生贄」に選ばれ、仲間に差し出された。  血にまみれた石壇の上で息絶えたはずの俺は、  “神に捨てられた空間”〈虚無界〉で再び目を覚ます。  そこには二人の女がいた。  ひとりは、婚約破棄され追放された悪役令嬢リュシア。  もうひとりは、信仰を裏切ったとして堕とされた聖女ミリア。  「……あなたも、捨てられたのね」  「なら、今度は私たちが奪う番よ」  三人で組んだ〈虚無の徒〉。  復讐のため、滅びかけた世界を喰らいながら力を集めていく。  最弱だった俺は、“神の贄”の力を反転させ、  魔王の権能を奪い、勇者を屠り、王を屈服させた。  ――これは、世界に捨てられた者たちが、  世界を作り替える物語。
不器用な私を、今日も神崎くんが困らせる

総文字数/12,842

青春・恋愛2ページ

2025/10/08 08:12更新
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高校2年の朝倉ひなたは、超がつくほど不器用な女子。 会話もリアクションもぎこちなくて、クールに見られがち。 でも実際はドジっ子で、ちょっとしたことでテンパるタイプ。 そんな彼女の隣の席になったのは、クラスの人気者・神崎蓮。 明るくて誰にでも優しいけど、なぜかひなたにだけちょっかいを出してくる。 消しゴムを拾おうとして頭ぶつけたり、 授業中にこっそりメモでいじってきたり、 そして時々、ふいに真顔で「ひなたって可愛いな」って言う!? 不器用女子とお調子者男子が繰り広げる、 笑ってキュンとする、青春ラブコメディ!!
クローゼットの向こうに、まだ好きが残っていた。

総文字数/7,888

青春・恋愛3ページ

2025/10/08 08:06更新
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 高校三年の冬。  引っ越しを控えた私は、部屋の片隅にある古いクローゼットを整理していた。  奥の箱から出てきたのは、三年前の手紙。差出人は「私」ではなかったけれど、宛名は――“彼”の名前だった。  誰も知らない初恋。  誰にも言えなかった気持ち。  彼は今、別の誰かと付き合っている。  それでも、クローゼットの中で止まった時間が、どうしても動き出してしまった。  ――あの頃の「好き」は、まだここにある。  閉ざした扉を開けるたび、思い出がこぼれていく。  でも、それは痛みではなく、もう一度恋を信じたい心の証だった。  「忘れたはずの恋を、もう一度拾いに行こう。」  卒業を目前にした少女が、かつて置き忘れた恋を取り戻す物語。  切なさの中に、春の光が差す。  ――これは、クローゼットの中に閉じ込めた“恋”を、外に出すまでの話。
君を埋めた場所で、桜が咲く。

総文字数/6,628

ミステリー1ページ

2025/10/08 07:57更新
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友のための嘘が、桜の下で暴かれる。  中学の卒業式の日、俺は親友を“埋めた”。  ――あの事故は、俺のせいだった。  10年後、ダム建設予定地から「遺体が見つかった」とニュースが流れる。  名前を聞いた瞬間、胸の奥が凍った。  “高原祐真”。  俺が埋めたはずの、あいつの名前だった。  現場に向かった俺を待っていたのは、祐真にそっくりな青年。  彼は言った。  「君が俺を埋めた場所で、また桜が咲いたよ」  罪と友情、そして“入れ替わった人生”の真実。  あの日止まった時計が、静かに動き出す――。
放課後の図書室で、僕らは世界を作った

総文字数/10,548

青春・恋愛1ページ

2025/10/08 07:54更新
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友情は、創作という名の神話だった。  放課後の図書室には、いつも夕陽が差していた。  埃を舞わせながら机を照らす光の中で、僕と綾は「世界を作っていた」。  一冊のノートに綴る物語。交互に書き込む言葉の連なりが、僕らの友情そのものだった。  綾は奔放で、明るく、才能にあふれていた。  僕はただ、彼女の世界の端で、文字を整えるだけの存在だった。  ――けれどある日、綾がプロの小説家としてデビューした。  その新作のタイトルは、あのノートに書かれた物語と同じだった。  “放課後の図書室で、僕らは世界を作った”  誰も知らない“共作”の記憶。  読者が歓声をあげるたびに、僕の中の世界は少しずつ崩壊していった。  創作という行為は、友情を育てるのか、それとも壊すのか。  ノートを閉じた手の中には、もう二度と戻らない時間と、言葉と、君がいた。  書くことに救われ、書くことで失われていく青春を描く――  友情と創造の喪失譚。
疲労税控除

総文字数/5,486

SF・冒険1ページ

2025/10/08 07:52更新
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疲れほど、国はやさしい。 疲れが通貨になった。眠らない人はやさしく、眠る人は高くつく。企業は“最大疲労”を設計し、国は過労死を「高効率な節税」と呼ぶ。数字が輝くほど、体は静かに沈む——そんな静謐な地獄のすべり台。
友情~2025 秋

総文字数/127,861

青春・恋愛16ページ

2025/10/07 17:14更新
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 昼の校舎に、二人だけの屋上があった。  クラスに居場所を失い、不登校になった僕は、毎日こっそり屋上へ通っていた。  ある日、同じように学校を避ける誰かがいた。互いに本名を名乗らず、「アオ」と「ミドリ」とだけ呼び合うようになった。  名前のない友情は、嘘も過去も関係なく、まるで雲の上を歩くように自由だった。  けれど、ある日ミドリの正体が明かされた瞬間、屋上の風が変わる――。  “名前を捨てた”僕らが取り戻そうとしたものは、ほんとうの自分か、それとも失われた青春か。  匿名社会の現代を切り取る、心の距離と名前の物語。 他
嘘を分け合った夏

総文字数/5,135

BL1ページ

2025/10/07 16:18更新
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 夏の体育館は、暗くしても熱が消えない。  演劇部・夏公演『八月の残響』。男子ふたりが恋人役を演じる。台詞にある「好き」は、稽古のための“合図”で、嘘で、練習用の鍵。  成瀬は笑って言う。「嘘くらい上手にやるよ」。相模は眉を上げるだけで、「嘘は稽古の燃料だよ」と返した。  舞台袖の匂い、照明の埃、板の軋み。何度も言い合う「好き」は、やがて重さを変え、気づけば喉に引っかかる。稽古だから触れる、稽古だから見つめる、稽古だから心拍を揃える――そう言い聞かせれば言い聞かせるほど、成瀬は台詞の軽さを失っていく。  相模は気づいているのかいないのか。合図の握手は毎回同じ強さなのに、終わったあとだけ指先が遅れて離れる。  本番前日、ふたりは台本の一行「好きだ」をめぐって衝突する。成瀬は“ほんとう”に寄りそうとし、相模は“役”に後退する。  迎えた本番。―。 成瀬 湊(なるせ・みなと):2年。軽口で場を回す主演タイプ。嘘は得意だと思っていた。 相模 陽(さがみ・はる):2年。台詞を丁寧に積む実直派。嘘を嫌わないが、嘘の熱を怖れている。 顧問・橘:現実的な采配。舞台は“約束の場所”だと教える。 一年・桐野:小道具。二人を観察している目。
同窓会
sgru3/著

総文字数/34,452

ホラー6ページ

2025/10/07 15:12更新
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「あなたは、同窓会しましたか?」 平凡な日々を送る中、突然「同窓会」の案内が舞い込んでくる。 懐かしい学友達が集まり、学生時代の思い出話に花が咲く。 しかし、まだ現れない同窓生の行方を巡り 「同窓会」は思わぬ方向へと展開していくのだった。 ※この作品はフィクションであり、登場する人物名・団体名等は全て架空のものです。
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わたしはロシア人。 日本に住んでいるロシア人。 日本人の男性と結婚して、幸せに暮らしていたロシア人。 でも、プーチンと同じ血が流れているロシア人。 ロシアの軍人と同じ血が流れているロシア人。 それが許せない。 この体に流れている血が許せない。 ウクライナ侵攻が始まった日から平穏ではいられなくなった。 じっとしていることはできなくなった。 このままではダメだと思った。 だから、夫に黙って日本を出た。 向かったのはトルコだった。 でも、それが最終目的地ではなかった。 わたしは戦地に飛び込み、ウクライナ人を助けるための活動を始めた。 ✧  ✧ この作品は既に公開しています『平和の子、ミール』を大幅に再編集したものです。 『ミール』はロシアによるウクライナ侵攻の全体像を描くために日本在住のロシア人女性とその夫(日本人)に加えて、国連代表部の次席補佐官(女性)と総理大臣秘書官(男性)4人の視点で描きましたが、本作品は夫婦の視点のみで描いています。 全体像をお読みになりたい方は『ミール』を、夫婦愛と絆に焦点を絞ってお読みになりたい方は本作品をご覧ください。 ✧  ✧ 汐見夏衛さんの名作『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』とは時代背景も展開もまったく違いますが、『平和への願い』は同じではないかと思います。併せてお読みいただければ幸いです。
断罪の瞬間、王弟殿下が「証拠は“私の妻”が握っている」と宣言しました

総文字数/12,705

異世界ファンタジー1ページ

2025/10/07 07:47更新
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王弟の口から出た“妻”の名、それは断罪されるはずの私だった。 ――“断罪”の壇上で、愛が証拠に変わる。  断罪の席に呼び出されたのは、罪人としてだった。  侍女上がりの身で、貴族の不正を暴こうとした私。だが、真実はねじ曲げられ、証拠は封印され、私は“裏切り者”とされた。  裁きを待つ広間に響くのは、冷笑と嘲り――その中で、ひとりだけ立ち上がる影がある。  王弟殿下。いつも静かに私を庇っていた人。  彼はゆっくりと王の玉座に向かい、低く告げる。 「証拠は……“私の妻”が握っている」  その瞬間、世界が止まった。  私たちの間に交わされた秘密の契約、それが今、王国を揺るがす“愛の証拠”に変わる。  断罪の舞台で暴かれるのは、陰謀か、真実か、あるいは恋か――。  政治と恋が交錯する王宮ドラマ、愛が“証拠”になる瞬間をあなたへ。 ★面白かったら次はここ(リンク集)★ ■名もなき剣シリーズ https://novema.jp/member/n1320225/bookmark-list/n10006 ■コンテスト応募中の作品 https://novema.jp/member/n1320225/bookmark-list/n10010 ■ホラー・モキュメンタリーシリーズ https://novema.jp/member/n1320225/bookmark-list/n10007 ■SF/不思議な話/ブラックユーモア https://novema.jp/member/n1320225/bookmark-list/n10005 ■BLシリーズ https://novema.jp/member/n1320225/bookmark-list/n10008 ■男女間の恋愛 https://novema.jp/member/n1320225/bookmark-list/n10014 ■ライトファンタジー https://novema.jp/member/n1320225/bookmark-list/n10004 ■長編ファンタジー https://novema.jp/member/n1320225/bookmark-list/n10003 ■ミステリー https://novema.jp/member/n1320225/bookmark-list/n10015
婚約破棄された王子、捨てられた街で闇の英雄になる

総文字数/36,964

異世界ファンタジー1ページ

2025/10/07 07:45更新
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 王国第二王子・レオンは、兄の陰謀によって「反逆罪」をでっち上げられ、婚約者の王女にも裏切られ、追放される。  流れ着いたのは――「罪人の街」と呼ばれる最果ての辺境都市《ノクティス》。  貧民、盗賊、落ちぶれた元兵士たち。腐敗した治安と、裏で動く闇商人。  だが、レオンはそこで気づく。 「この街は、俺の国よりも“まっとう”だ」  彼は身分を隠し、闇の顔役として改革を始める。  誰もが信じない希望を、闇の中に灯すために。  ――やがて噂される。“ノクティスの夜王”が、王国を動かし始めたと。
断罪され処刑された悪役令嬢、気づけば冥界で魔王の花嫁になっていました

総文字数/27,801

異世界ファンタジー1ページ

2025/10/07 07:39更新
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断罪され、処刑台で命を落とした侯爵令嬢エリス。目を開ければ、そこは冥界の玉座。待っていたのは冷酷無比と恐れられる“魔王”だった。「お前は今日から、我の花嫁だ」――死の絶望から始まる第二の生。だが魔王は意外にも優しく、彼女を尊重する存在だった。迫る人間界との戦争を止めるため、エリスは知略と外交術を武器に、冥界と人間界の架け橋となっていく。悪役令嬢の逆転劇、ここに開幕!
白い部屋~異世界への扉

総文字数/26,665

現代ファンタジー5ページ

2025/10/07 02:55更新
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【俺の彼女が寝取られそう】の続編です。単独でもお読みいただけるよう配慮していますが、今作はR15相当ですから、苦手な方、対象者以外の方はブラウザバックをお願いいたします。 ★イラストが多いです。不要な方は切ってお読みください(切れるのかな?)。   ~白い部屋~転移の中継地【夢の世界】~  妹と話をしながら近所を散歩していたと思いきや、狭い道なのにトラックが現れ、俺は妹を庇い跳ね飛ばされた。目が覚めたら白い部屋にいてベットに寝かされ、後ろでは妹がしがみついて寝ていた。なんだここは? と考察する暇もなく妹の夢の世界へ飛ばされる。  妹の夢の中に入ると、彼女の願いの世界だった。そして願いが叶うと、またもや白い部屋に戻ってくる。次に白い部屋に来たのは幼馴染兼恋人の瑞葉だった。そして彼女の容態を気遣い頭を撫でると、これまた頭の中に入って行ってしまう。 白い部屋というのは何だろう? 夢の世界へ行ったり、異世界に行ったりする分岐点。なぜ女神さまや案内人が居ないのだろう? どうすればいいのか分からなかった。 のちに親友たちである聡・幹夫・華も次々に集い、白い部屋の正体探しが始まるのだが……。
Black lookout
桂圭人/著

総文字数/4,874

青春・恋愛6ページ

2025/10/06 20:30更新
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真面目で責任感の強い高校2年生・瑠一の日常は、問題児の後輩・蓮が入学してきた日から一変した。 入学初日に屋上で花火を打ち上げようとする蓮を止めて以来、瑠一は自ら「ブラック見張り番」として蓮を監視することに。しかし蓮の暴走は止まらない。校内で迷い猫保護センターを開設したり、給食室でラーメン屋を始めたり、文化祭前日にサプライズ花火を企てたり——。 「今日こそ平和な一日を…」と祈る瑠一だが、毎日のように蓮に振り回される。両親たちからも「もう放っておきなさい!」と言われるが、瑠一は蓮を見捨てられない。なぜなら蓮の行動には必ず「誰かを喜ばせたい」という純粋な想いがあるから。 悪気のない蓮の笑顔に、瑠一は今日も頭を抱える。文句を言いながらも、どこか憎めない後輩が愛おしい。 笑いあり涙ありのドタバタ青春コメディ、ここに開幕!
逃げたいニセモノ令嬢と逃したくない義弟と婚約者。

総文字数/103,788

異世界ファンタジー33ページ

2025/10/06 17:44更新
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私は行方不明になってしまったレイラ・アルトワ様の代わりだった。 だが、ある日、本物のレイラ様が現れた。 ニセモノはもう必要ない。私はやっとレイラ様の代わりから解放される。 そう思っていたのに。 義弟も婚約者も何故かそれを許さなかった。 私はアナタたちのレイラ・アルトワ様ではないのに。 ***** 約半年前に馬車の事故により、行方不明となったアルトワ伯爵家の長女、レイラと容姿が瓜二つだという理由でアルトワ伯爵家の養子となった没落寸前の男爵家の娘、主人公、リリー(12)。 リリーはレイラとしてアルトワ伯爵夫妻に大切に大切に扱われるが、レイラの弟はリリーがレイラであることを認めず、レイラの婚約者はリリーの置かれている状況を知り、リリーを試すように嫌がらせを繰り返す。 義弟や婚約者からどんな嫌がらせを受けても、立場上、逆らえず、耐えるしかないリリー。 だが、それも限度があり、リリーなりに2人と時にぶつかり、時に2人を受け流しながら、2人との関係を築いていく。 リリーの態度により、義弟と婚約者も少しずつ変わっていく。 そして歪ながらも良好だと思われる関係を続けて6年。 3人の前に死んだと思われていたホンモノのレイラが現れる。 リリーはレイラが現れたことによって、やっと解放されるのだと思っていた。 レイラのニセモノは役割を終えたのだ、と。
あの日の約束が叶うなら、もう一度だけ君に会いたい

総文字数/100,635

青春・恋愛25ページ

2025/10/06 12:39更新
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 夏祭りの夜、彼は帰らぬ人となった。  病院の白い廊下、消えない蝉時雨、机に残されたシャープペン。泣きたいのに涙が出ない少女・結衣の前に残されたのは、一冊の〈共通日記〉だった。  白紙のページに浮かび上がった文字――「また夏に会おう」。  それは彼の筆跡に酷似していた。  次の瞬間、彼女は「去年の夏」へと引き戻されていた。  生きている彼に再び会えた奇跡。汗の匂い、笑う声、額に触れる温度。すべてが夢であってほしくないと願う。  しかし、過去は美しいだけではない。運命を変えようとするたびに別の場所に“ひずみ”が生じ、罪悪感と責任が彼女の胸を締め付ける。  「もしも君を救えるなら、私は何を差し出せばいい?」  問いかける相手は、彼なのか、日記の向こうのだれかなのか。  迫る夏の終わり。灯籠の光、橋の刻み文字、祠の青い糸。  それらが繋がるとき、結衣は選ばなければならない。  救いとは、運命を変えることか。  それとも、“失っても残るもの”を見つけることなのか。  涙なしには読めない、青春タイムリープ×恋愛の決定版。  ――「愛してる、それだけでいい」  その言葉は、過去と未来を越えて、彼女の胸に生き続ける。
君のいない夏を、君と歩く

総文字数/74,343

青春・恋愛17ページ

2025/10/06 12:38更新
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12:00/19:00/23:30 更新 季節は巡る。けれど、大切な人はもういない――。 「春夏秋冬シリーズ」は、それぞれの季節に訪れる喪失と再生の物語を描く連作青春ストーリーです。 春には出会いと別れ、夏には涙の恋、秋には失った絆を探し、冬には未来を選ぶ――。 たとえ泣きながらでも、人はまた歩き出せる。 その証を季節ごとに描いていきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 去年の夏、最愛の幼なじみ・陸を突然の事故で失った結衣。 胸に残ったのは取り戻せない思い出と、「来年も一緒に花火を見よう」という約束だけだった。 叶わぬ約束を抱えたまま、結衣の時間は止まり、友達の前で笑っても、心の奥には涙しかなかった。 そんな彼女の前に現れたのは――陸の弟、空。 横顔も声も仕草も驚くほど陸に似ているのに、違う。 似ているから苦しくて、違うからこそ心が揺れてしまう。 そして空の手にも、同じ日記帳が握られていた。 そこには、結衣が知らなかった陸の最後の一文が残されていたのだ。 「結衣を頼む」 その言葉に導かれるように、結衣と空は互いの存在に惹かれ、支え合いながら歩き出す。 けれど――陸を愛していた日々は消せない。 友情は壊れ、周囲の視線は冷たく、罪悪感は胸を締めつける。 それでも、空と共にいると「生きたい」と思える。 涙で始まる夏。 許されない恋と、失われた約束。 泣きながらでも未来を選ぶ少女の、切なくも温かな再生の物語。
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