異世界ファンタジー小説一覧

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極夜地域にある小さな島、ポラナ。 島の港町、レトの町の側にある宝珠灯《ランタン》工房に暮らすお人好しの青年セルリックは、稀代の宝珠灯《ランタン》職人であり、育ての親でもあるメルゼーネを師匠に持つ。 師匠である彼女が旅に出て数ヶ月。 工房の留守を預かっていたセルリックの前に現れた少女、リオーネ。 「あの、こちらが魂灯《カンテラ》職人である、メルゼーネ様の工房で合ってますか?」 宝珠灯《ランタン》ではなく、魂灯《カンテラ》と口にした彼女の問いかけが、彼に魂灯《カンテラ》職人としての第一歩を踏み出させる事になる――。 世界でも希少な、魂灯《カンテラ》。 魂の刻まれた物から生み出される炎により、そこに刻まれた記憶や想いが視えるというその灯りで、リオーネはどんな想いを視ることになるのか。 そして、お人好しなセルリックは、魂灯《カンテラ》職人としてどんな想いを視せるのか。 若き職人が、魂灯《カンテラ》職人として悩みながらも成長していく物語。 是非お楽しみください。 ―――――― ※念の為セルフレイティングを設定しておりますが、そういった描写は非常に少ないので、安心してお読みください。
異世界美容院『ANGELI』
イタズ/著

総文字数/534,848

異世界ファンタジー91ページ

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15年に渡る美容師の経験を経て、やっと念願の自ら経営する美容院を持つ事が出来た神野丈二こと通称ジョニー。 齢35歳の中年男性。 それなりのイケメンではあるのだが、独身な上に彼女いない歴数年。 そろそろ一人寡が板に付く頃合いである。 そんな日常に一抹の寂しさが漂う常日頃。 一念発起し、煩わしい東京の喧騒から離れ、地方都市で自由気儘にお気楽に、自分のお店を開店させるつもりであったのだが。 ひょんなことから美容院が異世界に繋がってしまった。 残念ながら日本で美容院を開店出来ない事に頭を抱えるが、それは覆し様がない事実。 異世界での美容院経営を無理やり強いられてしまう事になった。 それを根に持ちつつも、やるしかないと腹を決めるジョニー。 そして異世界で様々な人々と出会い、そして美容師ならではのスキル?にて問題を解決?していくジョニー店長。 日本ではあり得ない出来事に「なんでこうなった?」と愚痴を溢しながらも、七転八倒する姿に世界が笑う。 そんなパロディー?コメディー?な作品です。 まあ、笑ってやってくださいな。 えー、業務連絡、業務連絡。 ジョニー店長、こんな話しであってますよね? ジョニー店長談。 「・・・どうしてこうなった?」 知りまへんがな。
条文でぶん殴るな、包め。〜正しさの副作用まで面倒みます〜

総文字数/138,521

異世界ファンタジー2ページ

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 魔法が“契約条項の範囲でのみ”発動する王立学院で、平民の新入生・廉は、泣く一年生の弁当を前に立ち上がる。剣も杖も抜かない――彼が抜くのは「言葉」だ。抽象的すぎて役に立たない学院規約・第十二条に、たった一行の具体化を差し込む。「昼食を奪う者=敵対者」。その瞬間、昨夜の軽い攻撃魔法は“要件未充足”で沈黙し、ひったくりの掌は空を切る。どよめく教室。だが正しさには、いつも副作用がある。購買部では“頼まれ買い”や非常用の水まで規制対象かと混乱が起き、行列は詰まり、空気は尖る。廉はすぐさま但し書きを追記し、代替提供と行列遵守を明文化して萎縮を解く。条文は刃、運用は鞘――彼の“言葉の剣”は初めて人を守り、初めて世界を少し傷つけた。  その一部始終を見つめる二つの視線。ひとつは貴族の魔女見習い・アイリス。「あなたの言葉は、呪文より速く届く」。もうひとつは、上階の廊下の陰から覗く契約師エドガー。昼下がり、彼の無表情が揺れる。「敵を作ったな、坊や」。午後、廉の机に“生徒会からの召喚状”が落ちる。正しさは運用されて初めて風になる。だが風は、誰かの火も煽る。  ――これは、世界の火力を“条文”で調整する物語。小さな昼食の奪い合いから始まる、学院全体の制度改変へ。言葉で殴らず、言葉で守るために。彼は知るだろう。呪文が尽きても、条文は尽きないことを。
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ダークサイド会社は不要だ! 底辺から頂点へ!  俺は「ざまあ!」して絶対に超優良企業へ転職する! シモン・アーシュ22歳。ティーグル王立魔法大学卒業。就職活動に失敗し、職探しをしていた苦学生のシモンは、弱みを握られた上、つい目先の金に釣られ、ダークサイドな超悪徳商会へ就職してしまう。騙されたと気付いた時には後の祭り……パワハラ、モラハラ、暴力と、死への恐怖……3拍子どころか、4拍子揃った地獄の研修をクリアしたシモンは、正社員なのに個人授業主のようなトレジャーハンターとしてデビューする。命を懸けて、魔物やアンデッドと戦いながら、日々不気味な遺跡を隅から隅まで探索し、底知れぬ迷宮の奥深く潜るシモンに明るい未来は来るのだろうか? そしてある日、シモンの人生を一変させる大事件が起こる!!
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唐突な異世界召喚? 国を救ってくれ……って、その前に俺が死にそうなんですが!? 勇者として召喚されたいたって普通な高校生が、勇者という運命から逃れるべく死んだふりしたことから始まる、もふもふと歩む異世界スローライフ! のんびりまったり、異世界を、もふもふたちを、満喫しませんか? 第3回グラスト大賞に参加中です。
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主人公はブラック企業に勤めるアラサー社畜。 エナジードリンク連発で働いていたらいつの間にか過労死。 気が付けば、ゲームにそっくりな世界の悪役『暗黒騎士ベルダ』に転生していた。 魔王ゼルファリスが率いる軍団の四天王の一人として部隊を率いるベルダ。 ゲームでは終盤に主人公の勇者に殺される役回りなのだが――。 「冗談じゃない、せっかく転生したのに、また死んでたまるか」 破滅の運命を回避すべく、主人公は暗黒騎士ベルダとして第二の人生に挑む。
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 殴らない回復術師は役立たず——そんな言葉で追放された。剣も派手な魔法もない。私に残ったのは、薬草の知識と土の匂いだけ。  辺境の荒れ地に小さな畑を拓き、ミントとセージ、アザミを植える。風が変わる。最初の客は、迷子の旅人。切り傷に塗った軟膏がよく効いたらしい。二人目は、眠れぬ商人。カモミールの茶で眠り、笑って帰った。  噂は“効能”を連れてくる。いつしか畑の脇に石が積まれ、祈りの言葉が刻まれた。私は神官ではない。でも、生活には“回復”が要る。だから私は、寝床を増やし、簡易診療を整え、旅人に仕事を分けた。  畑は市場になり、通りは巡礼路へ。商人は香草を仕入れ、吟遊詩人は“土の聖歌”を歌う。神殿が手を伸ばしてきたとき、私は笑って断った。「ここは畑です。神殿ではなく、台所と寝床の延長です」  やがて勇者たちも訪れる。彼らの目に映る私は、戦わない、でも世界を“軽くする”術師。ざまぁは叫んで得るものでなく、静かに機能するものでいい。畑は今日も、誰かの心拍をゆっくりにする。
拝啓、邪眼を持つあなたへ

総文字数/28,729

異世界ファンタジー15ページ

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落ちこぼれの自分には、秘めた力があった。 それを見つけてくれたのは、珍しい目をもつ一人の少年だった。
【耳かきジョニーの事件メモ】耳とブロンズベリーの夜

総文字数/14,444

異世界ファンタジー9ページ

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『耳朶の謎 - ジョニー黒柳の奇妙な事件簿』の表紙は、謎と緊張感を漂わせるデザインです。中央には、耳掃除職人であり主人公のジョニー黒柳が描かれています。彼の姿はシュッとした細マッチョで、パリッとしたワイシャツにチノパンを着用し、ボサ髪と遠くを見つめる視線が特徴的です。彼の微笑みは、読者に誤った好感を与えつつ、物語の不穏な空気を感じさせます。 背景には、天井にびっしりと生えた耳朶が描かれ、その異様な光景が物語の神秘性を強調しています。耳朶は、部屋全体を覆うほどに密集しており、ピクピクと動いているように見え、不気味さを加えています。 下部には、依頼人・土浦厳の姿も見えます。彼はBMIが高めの体型で、表情には焦りと困惑が見て取れます。彼の背後には、壁のある街のシルエットが描かれ、彼の謎めいた来歴を暗示しています。 物語の重要な要素であるピアノ屋も表紙に描かれています。その店の前には、耳朶が這いずり回るさまが描かれ、この小さな店が物語における重要な役割を果たすことを予感させます。 色使いは、暗めのトーンで統一され、全体的にミステリアスで緊迫感のある雰囲気を醸し出しています。この表紙は、物語の奇妙で独特な世界観を見事に捉え、読者の好奇心を掻き立てること間違いなしです。
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今作品は、願望の宝玉編のみ掲載です。 ✩୭⋆*✦*⋆୭*✩ *カクヨム、小説家になろう、ノベルアッププラス、アルファポリス、エブリスタ、ノベマ!に掲載* ★★★★★ 【”勇者”に憧れたはずだったのに――?!】 キャッチコピー:ろーぐ様作
翻訳魔法はしゅーりょーしました。

総文字数/90,447

異世界ファンタジー29ページ

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キリル・バルトは魔王を討伐する方法を古代語の文書から翻訳し、魔王討伐に大きく貢献した伝説的な翻訳者だった。 しかし、翻訳魔法が世の中に満ち溢れてから、彼のような通訳者や翻訳者は用済みとなり、多くが路頭に迷うようになってしまう。 キリルもその一人として街を転々と浮浪する生活を送っていたが、そんなある日「翻訳魔法を復活させる旅をしている」という少女――ルア・ディフェランスに出会う。 ※本作はカクヨムでも公開しています ※感想や評価は執筆の励みとなります、ありがとうございます!
ヴァンパイアと百合の花
谷地雪/著

総文字数/19,288

異世界ファンタジー9ページ

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 貧乏貴族のリリアーヌ・オラールに、突如持ちかけられた縁談。  森の奥深くに一人で暮らす変わり者のユリウス・マイヤーと結婚すれば、マイヤー家からオラール家に、多額の結納金を支払うという。  家のため、そして今後の自分のためにも結婚を決意するリリアーヌ。  しかし結婚相手であるユリウスの正体は、人の血を飲まなければ生きられない吸血鬼だった。  結婚初日から「餌」呼ばわりされるリリアーヌ。果たしてユリウスとうまくやっていくことはできるのか――?
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 「君たちの才能、配線が間違ってるだけだ」  勇者候補パーティを追放された少年・レンは、落ちこぼれしかいない“第零席”クラスで再び立ち上がる。  魔法が暴発する少女。支援しかしない少年。数値だけ見れば最弱。  だがレンの“鑑定”は違った――才能を数値でなく設計図として視る力、《設計眼》。  配置を変え、式を組み替え、足りない線を繋げば、どんな才能も最強になる。  無色の魔術が全属性を束ね、補助が前線を制す。  元仲間が世界の中心に立つ時、零席は世界の理を揺らす。  才能は、正しく置けば最強になる。
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彫り師の仕事をしている乱道(らんどう)二十五歳はある日、仕事終わりに突如異世界に召喚されてしまう。 乱道が召喚されし国【エスメラルダ帝国】は聖印に支配された国だった。 聖印とは、生まれながらに持って生まれてくる体に刻まれし模様。これは神の恩恵と言われている。 聖印には何らかの聖獣が描かれており、それを召喚し国を大きくしてきた。 だが昨今、聖印を持つものが生まれなくなり、困り果てた帝国は禁忌の古代魔法を使い異世界人を二人召喚した。 その一人がこの物語の主人公でもある乱道だ。 エスメラルダ帝国の者達は、乱道の姿を見た時に救世主だと大喜びした。 なぜなら乱道は背中には神龍、左ふくらはぎには白虎、右肩には鳳凰、左腕にはサタンと身体中にタトゥーがある男だったからだ。 「はぁ? 俺が救世主? この模様が聖印だって? イヤイヤイヤイヤ!? これ全てタトゥーですけど!?」 「「「「「えーーーーっ!?」」」」」 これがタトゥー(偽物)だと分かると、手のひらを返した様に乱道を「役立たず」「ポンコツ」と馬鹿にする帝国の者達。 乱道と一緒に召喚された男は、三体もの召喚獣を召喚した。 皆がその男に夢中で、乱道のことなど偽物だとほったらかし、終いには帝国で最下級とされる下民の紋を入れられる。 最悪の状況の中、乱道を救ったのは右ふくらはぎに描かれた白虎の琥珀。 その容姿はまるで可愛いぬいぐるみ。 『らんどーちゃま、ワレに任せるでち』 二足歩行でテチテチ肉球を鳴らせて歩き、キュルンと瞳を輝かせあざとく乱道を見つめる琥珀。 その姿を見た乱道は…… 「オレの琥珀はこんな姿じゃねえ!」 っと絶叫するのだった。 そんな乱道が可愛いもふもふの琥珀と共に伝説の大召喚師と言われるまでのお話。
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第3回グラスト大賞プロット部門応募作品です。 精神病の主人公が異世界で楽しく生きられる物語を書いてみたいと思いました。
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