消灯時間になった。
「陽人くん、先に帰るよ」
お父さんが陽人に声をかけて出て行った。
陽人も帰るのかな?って思ったけど・・・。
「うーん、どうしようかな?」
「?」
「澪、一緒に寝ようか?」
え!?
「ほら、邪魔邪魔。ずれて」
ベッドに入ってくる。
えええええええ!?
「病院のベッドで以外に広いんだな」
あたしの隣で感心してる。
一緒なんてドキドキして寝れないよぉ!
「何?腕枕する?」
ニヤリと笑ってる。
首をブンブン振った。
「あっそ。つまんねーの」
そう言いながらも笑ってる。
うー!ドキドキするよぉ!!
顔が赤いのを見えないように布団を被った。