え・・・・。


そっと目を開けると、あたしの足の上にポータブルのゲーム機があった。


なにこれ?


「何やりたい?」


ポイって何か投げてきた。


見るとゲームのソフト・・・。


「やっぱ対戦だよな」


は?


「オレ秋の使うから澪はオレのデータ使っていいよ」


は?


陽人がニッコリ笑顔で言った。


さっきのあたしの覚悟・・・。


ドキドキ・・・。


「これやろうぜー」


ソフトを入れて電源を入れてからまたゲームを渡される。


「どうした?変な顔して」


キスされると思ったのに・・・。


「あ、やり方わかんないか。えーとね・・・」


陽人の・・・。


陽人の・・・。


バカ野郎ーーーー!!!