一通り、演奏が終わるとヘンリーさんが「tsuzuki」と声をかけた。
「Both the musical instrument and the live broadcasting are creatures. Though I seem to use the guitar that you are high, I give a it discount on the performance appropriate to it to a monster called a sense of fear to be a special musical instrument. Is it different?」
(楽器もライブも生き物なんだ。君は高いギターを使ってるらしいけど、それに見合う演奏を、特別な楽器だからという恐怖心というモンスターに負けている。違う?)
ヘンリーさんの言葉に全員が絶句した。
都築の演奏は平凡、そうは思っていたけどそこまで考えてなかった。
都築は何も言わないで下唇を噛んでいる。
そんな都築にヘンリーさんは笑いかけた。
「Tsuzuki relaxes the shoulder in policy of Tsuzuki, and a guitar is pleasant; think that like it, and should play it. Then your world spreads out. I am reliable.」
(都築は都築のポリシーで肩の力を抜いて、ギターが楽しい、好きだと思って弾けばいいんだよ。そしたら君の世界は広がる。間違いない。)
都築がヘンリーさんに何か言いかけたけど、一瞬アサヒを見て黙ってしまってそれから頷いただけだった。
アサヒを見ると無表情で黙って都築を見ている。
「優雨、またあの2人喧嘩するのかな?」
鈴木が動揺している。
「大丈夫。それは絶対にないから」
あたしが言っても「そうかな・・・」と不安そうな声がした。