んん?


あれれ?


何か頭の中がこんがらがってきた。


私は一歩一歩前に出る自分の右足左足を見ながら、真実は何かを一生懸命考える。


「今日木曜だから、明日までだね、俺」


「え?」


「放課後のカウンター係」


「……」


私はあまりにも情報がごちゃごちゃして、早瀬君が何を言っているのかよく分からない。


早瀬君へ顔を向ける。


今、私、ものすごく間抜け顔なはず。


何を言っているんだ?


早瀬君は。






だんだん私の家が近付いてくる。




私、結局何が聞きたいんだったっけ?


私、結局何が言いたいんだったっけ?