ねえ修弥。
なんで一緒にいるの。

ねえ修弥。
はっきり言えばいいのに。


どんなに頑張って過去を思い返しても「すきだ」と言って貰ったことは一度もない。

あんなにも一緒にいた時間は楽しかったのに、今は苦痛にすら感じてしまう。


一年目を迎えたあの日、私がどれほど一緒にいたかったのか、修弥はきっと知らない。





もしかしたら、あの日に全てが狂い始めたのかもしれない。

それすらも思い出せないくらいの関係なんだから。