夜中、ルウコと手を繋いで歩いていると突然妙な事を聞かれた。
「ソウちゃんって思い出の曲ある?」
「思い出?」
「うん。この曲聴くと思い出すなーって思う時とか、曲とか」
ボクは考えてみた。
でも、好きな曲はいっぱいあるけどこれと言って思い出が深い曲はない。
「ない・・・かな?多分」
答えを聞くとルウコは嬉しそうに微笑んでいる。
「何で?」
「もしないなら今日、いっぱい見たでしょ?そのバンドの曲とか、今から見に行く曲とかが思い出になってくれたら嬉しいなって思ったの」
「いっぱいありすぎだな」
ボクは笑った。
「その中の曲で、1曲でも『これはルウコの曲』って思ってくれたりしたら幸せなんだよね」
「そんなの今日に限らずこれからいっぱい増えてくんじゃない?」
そう言ってもルウコは微笑むだけだった。
「ソウちゃんって思い出の曲ある?」
「思い出?」
「うん。この曲聴くと思い出すなーって思う時とか、曲とか」
ボクは考えてみた。
でも、好きな曲はいっぱいあるけどこれと言って思い出が深い曲はない。
「ない・・・かな?多分」
答えを聞くとルウコは嬉しそうに微笑んでいる。
「何で?」
「もしないなら今日、いっぱい見たでしょ?そのバンドの曲とか、今から見に行く曲とかが思い出になってくれたら嬉しいなって思ったの」
「いっぱいありすぎだな」
ボクは笑った。
「その中の曲で、1曲でも『これはルウコの曲』って思ってくれたりしたら幸せなんだよね」
「そんなの今日に限らずこれからいっぱい増えてくんじゃない?」
そう言ってもルウコは微笑むだけだった。