サトは3日おきくらいの感覚で電話をかけてきて、あたし達は色んな話をした。
その日、あたしはちょっと興奮気味だった。
クラスの友達に紹介された男の子がものすごくかっこよかったから。
「でね、すっごいカッコイイの。ビックリしたよ」
あたしが勢いよく喋るとサトはいつもののんびり口調で言った。
「好きなの?」
「え?」
「その人に一目ぼれした?」
「一目ぼれって・・・、どうだろうね。ドキドキはした」
「へー、オレと話してるとドキドキする?」
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
「え!?」
あたしはだいぶ間を開けてビックリした。
サトと話しているとたまに調子が狂う時がある。
時々、こんな風に変な事を言うからだ。
「ビックリしすぎ」
サトの笑い声が聞こえる。
「ビックリするよ!ドキドキする?って聞かれたら誰でもビックリするって」
「そう?」
含み笑いの声。
「オレはうーちんと話してるとドキドキしますけど?」
「は?」
あははははと笑い声が聞こえる。
「うーちん、面白い。可愛いね、好きって言ったらどうする?」
「何言って・・・、バカにしてるでしょ?」
あたしが怒ると余計に笑っている。
「あたしの事、好きなわけないじゃん」
「何で?わかんないよ」
「わかるよ!」
「ムキになんないでよ。面白すぎるから。好きかどうかは秘密。教えない」
あたしの心臓はバクバクいってる。
(もー、この人何考えてるかわかんないよ!)
その日、あたしはちょっと興奮気味だった。
クラスの友達に紹介された男の子がものすごくかっこよかったから。
「でね、すっごいカッコイイの。ビックリしたよ」
あたしが勢いよく喋るとサトはいつもののんびり口調で言った。
「好きなの?」
「え?」
「その人に一目ぼれした?」
「一目ぼれって・・・、どうだろうね。ドキドキはした」
「へー、オレと話してるとドキドキする?」
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
「え!?」
あたしはだいぶ間を開けてビックリした。
サトと話しているとたまに調子が狂う時がある。
時々、こんな風に変な事を言うからだ。
「ビックリしすぎ」
サトの笑い声が聞こえる。
「ビックリするよ!ドキドキする?って聞かれたら誰でもビックリするって」
「そう?」
含み笑いの声。
「オレはうーちんと話してるとドキドキしますけど?」
「は?」
あははははと笑い声が聞こえる。
「うーちん、面白い。可愛いね、好きって言ったらどうする?」
「何言って・・・、バカにしてるでしょ?」
あたしが怒ると余計に笑っている。
「あたしの事、好きなわけないじゃん」
「何で?わかんないよ」
「わかるよ!」
「ムキになんないでよ。面白すぎるから。好きかどうかは秘密。教えない」
あたしの心臓はバクバクいってる。
(もー、この人何考えてるかわかんないよ!)