深海から見える灯【完全版】のレビュー一覧
5.0
この作品を呼んで、人生って何だろう・・・・って深く考えました。
病気になる。やっぱり、人は誰しも◎と隣り合わせの生活だと、生きたいって思うのでしょ-か.
私は、友達や後輩にちょっとしたことで、切るる人を何人も見てきました。切るんじゃなくて違う方法もあるのに・・・・。いつも、そお思ってました。でも、ホントは助けて欲しかったんだなって今になって思います。
私も、ヒロさんみたいに、自分の事より友達や後輩・・・・大切な人を第一に考えれる人になりたいです。
...なれるでしょ-か?
まずは、1歩踏み出す事から始めます!!!
悲鳴をあげた心と身体を癒やしてくれた優しい雨…。
世界でただ一人の親友、ヒロ。
作者のたった一つの希望。
その希望は、作者がほんの少しの勇気を奮うたびに、優しく微笑んでくれている気がします。
─大丈夫。幸せになる権利、うららにもちゃんとあるんだからな─
そんな言葉を、作者が気付けるように、今でも深海から合図を送っているのかもしれません。
永遠に続く尊い絆。
2つとない希望の灯。
作者の半生を綴ったいくつかの
メッセージ。
あなたにはどう響くでしょうか。
この作品を超える実話はない。
これからもずっと、私が自信を持ってそう言える作品です。
【 親 友 】
そう互いに思ってるのに分かってもらえない。異性の親友だから…。
男女の友情は存在します。
周りからなんと言われようと、存在しています。
その人の前だからこそ、異性にだからこそ分かる事もあります。
互いに大切な友達、そして親友だと思い合えてるうららとヒロの友情に涙流さずにはいられないと思います。
読んで損はなし!!と言うより本当に読んでもらいたい作品です。
特に若い世代には、こういった作品が必要なのではないでしょうか?
ぜひご一読を
合図を送っていてくれたのは唯一無二の親友。
だけどその親友はもういない。
居ないというのは形として、だけど居た証は心に形に残っている。
言葉では言い表せれないくらいの時間を味わわせてくれた。
最後の手紙の部分では改めて『生きたい』と思わせてくれました。
その命尽きるまで。
親友の死に触れ…子供の死に触れどんどん変わっていく主人公の姿が赤裸々につづられていて本当に悲しくて…涙なしには読めませんでした(;_;)
ほぼ実話ということもあって本当に内容の濃い素晴らしい作品でした。
『あなたは、自信を持って生きているって言えますか?』
読み終えた後、作者さん、そしてヒロさんからそんな風に言われているような気がしました。
私も含めた、毎日をただなんとなく生きている人達に読んでいただきたい作品です。
イジメ、大切な人の死、妊娠、中絶、自身の病気…
受けとめ難い言葉が沢山出てきますが、これが実話だそうです。
とてもメッセージ性の強い作品ですが、そう言った経験を乗り越えてきた作者さんだからこそ、訴えかけてくるものがあるのでしょうね。
あとがきの最後の一行まで、しっかり言葉を噛み締めて読んでいただきたい作品です。
この作品は一言で言うと切ない
号泣しながら読みました。
命の大切さとヒロとの友情と、そのヒロの死からのうららの人生には涙が止まりません。
個人的には、コハルさんが最後に書いたヒロへの手紙が全てを物語っていて温かくも切ないです。
是非、書籍化してもらいたい、みんなに読んでもらいたい作品でした。