空になりたかった海のレビュー一覧
最後の文見た時笑いました!笑 え!!!??笑って! 声に出してえっ?笑 って笑っちゃいました笑 もうやばかったですいぬじゅんさん最高です!!!!
「私」は15歳、最近マイブームの一人称は「ウチ」、キレイな髪はちょっと長め。 父は緩やかに家出中、母はピリピリ帯電中。 いつのころからか、泣かなくなった「私」。 笑うことも怒ることもできず、体調が悪くなるから教室には行けない。 保健室登校の毎日で、話せる相手は保健の先生と幼なじみの正彦くらい。 家出中の父に会いに行ったとき、父の元恋人・ナツの手掛かりをつかむ。 ナツは素直で泣き虫で、それでいて大人の女性だった。 ひょんなことから仲良くなり、旅行に出かける「私」とナツ。 まるで空のようなナツは、あくまで凪いだ海であろうとする「私」に、生きるヒントをくれる。 「私」はどんな心を押し殺したがゆえに、体に変調をきたしたのか? 隠し続ける感情を誰にぶつければ、心の鎖は解き放たれるのか? ナツの手紙が告げる最後の一行が、「私」と彼の間に結ばれた友情の切なさと強さと深さを物語っています。
物語としてだけでなく、自分に当てはめて読んだりするとまた視点が変わってより一層楽しめる作品だと思います! 青春時代に戻りたい〜と思わせてくれますよ( ´ ▽ ` )ノ
最後ほんとびっくりしたー!!!!笑 いぬじゅんさんの作品ほんと好きですわ( 'ω' *) ほかの作者さんたちとはまた違っておもしろい!!! 444とかすべて読みました♡ 新しい作品まってマース∩^ω^∩
綺麗な表現力と繊細な心理描写で語られるスローペースで情景の美しい作品です。 説明文にもある通り、最後は壮大な隠し種があります。 ですが、その部分はあまり意識せずに読むことをオススメします。 素直な気持ちでストーリーを受け入れていけば、きっと驚愕間違いなしです。
父の浮気、ナツという愛人、それを知る母に、私。 私はナツという愛人と友達になり、そして―――…。 家族間、友達間、15の私が経験した夏の物語は、とてもリアルチック。 現代の15歳が抱きそうな心情がつらつらと綴られ、 またそれに共感する私がいました。 表紙に書かれてあった【騙されないで読むと面白い】の意味。 気にしながら読んでいたのですが、物の見事に騙されました! まんまといっぱい食わされた気分です(笑) どうぞこれからこの作品を読む方々。 騙されないよう、注意を払って一読してみて下さい。 このどんでん返し、癖になりそうです^^ 最後になりましたが作者様。 素敵な物語をありがとうございました! これからも「あっ」と言わせる、素敵な物語を書いてくださいね^^ 陰ながら応援しております!
どんでん返し、しかも最後の一行で、海と空がひっくり返るほどの、大どんでん返しが待っております。 が、そんなこと忘れるほど、淀みのないストーリーに引き込まれます。 伏線に目を光らせるもよし、のんびりとした世界観に浸るもよし。 是非オススメです。