驟雨の向こうに君がいる

その他

坂道糸/著
驟雨の向こうに君がいる
作品番号
1788279
最終更新
2026/07/31
総文字数
611
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
 雨には、たくさんの名前があります。
 夕立、時雨、五月雨、翠雨、涙雨。
 降る季節や降り方が違うだけで、人は同じ雨に違う名前を与えてきました。
 けれど、人の記憶には名前がありません。
 …あの日、胸に降ったものが何だったのか。
 恋だったのか、友情だったのか。
 あるいは後悔だったのか、それとも、もう戻れない時間への憧れだったのか。
 大人になっても、その答えは見つかりませんでした。
 この物語は、十七歳の少年たちが過ごした、ひとつの夏の記憶です。
 あの夏に降った雨へ、私は最後まで名前をつけることができません。

 みなさんには、忘れられない「雨」がありますか?
あらすじ
 八十歳になった由寿は、昨日のことは忘れても、十七歳の夏だけは鮮明に覚えていた。沖縄の海辺で育った由寿は、幼なじみの遼大、そして転校生・聖人と出会い、かけがえのない時間を過ごしていく。雨の名を冠した季節が巡るたび、三人の関係は少しずつ形を変え、やがて避けられない別れへと向かう。これは、一生をかけても忘れられなかった、ひと夏の記憶を綴る物語。

目次

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