分かれ身の乙女と孤高の水神様の贄婚 〜煩わしき君に恋煩うまで、あと×日〜

和風ファンタジー

分かれ身の乙女と孤高の水神様の贄婚 〜煩わしき君に恋煩うまで、あと×日〜
作品番号
1788220
最終更新
2026/07/31
総文字数
18,190
ページ数
14ページ
ステータス
完結
いいね数
0
 「水神様の花嫁」と言えば、聞こえは良い。しかしそれは加須良(かずら)家の娘が背負った、長雨を止ませるために自ら湖の中に身投げするという過酷な運命の異称にすぎない――。
 今代、花嫁という名の「贄」の役目を負ったのは、加須良家長女の千香(ちか)だった。彼女は最初から加須良家当主が贄とするために適当な女に産ませた娘である。それゆえに、血のつながった家族の愛というものを知らずに育った。
 だが彼女を虐げる父や継母、異母妹には誤算があった。確かに「家族」の愛は知らなかった千香。しかし、乳母やその娘には慈しまれたのだ。
 彼女たちのためにも、私は簡単には死んでやらない。 
 そんな強い思いはやがて、水底の世界で出会う孤高の水神・凪(なぎ)の運命すらも変えていく――。
 
あらすじ
加須良家長女の千香(ちか)は、「水神様の花嫁」という名の「贄」として湖の中に身投げする。しかしこんなところで死んでやる気はなかった。入水したように見せかけて「異能」を使って湖から抜け出そうと思っていたのだ。しかし、どういうわけか水神様に水底に引き込まれてしまい、しかも水神様は千香を嫌っている様子で……。一刻も早く地上に戻りたい千香が選んだのは――文字通りの「水神様の伴侶」になることだった!?

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