君の声が聞こえる。
それは、波にのって、私の鼓膜を震わせ、心を揺らす。
ラジオが好きだ。それも夜の。
特有の音の響き、映像はないのに思い浮かぶラジオブース。少し狭い空間から、君の声が電波にのって私に届く。一緒にいないのに一緒にいるかのような錯覚。見えてない分、緊張もしない。低すぎない柔らかな声が、ひんやりした夜に心地よく、机に向かっているのに少し眠くなる。ハガキを読むときの滑舌の良さも君の良いところ。あ、少し笑った。お便りの内容が君好みの話だったんだね。君がうれしそうにお便りについて話す。声が弾むとはこのことだ。君の声が弾みながら、私に届く。つられてわくわくしてしまう。真剣な話をしているのを聞くと、私もきゅっと口を結ぶ。君が好きな話を夢中になって話すから、まるで同じテーブルで話しているような気持ちで「そうなんだね。」と私もつぶやいた。ふふふ、と小さく笑う私の声は、届くことなく夜に溶ける。それでも私にとっては会話なのだ。君のひとときが電波にのって私に届く。それはなんだか、こっそり君をのぞきこんでいるようで。
君のその声が私の心を揺らすから、今日も長めの夜を過ごす。
それは、波にのって、私の鼓膜を震わせ、心を揺らす。
ラジオが好きだ。それも夜の。
特有の音の響き、映像はないのに思い浮かぶラジオブース。少し狭い空間から、君の声が電波にのって私に届く。一緒にいないのに一緒にいるかのような錯覚。見えてない分、緊張もしない。低すぎない柔らかな声が、ひんやりした夜に心地よく、机に向かっているのに少し眠くなる。ハガキを読むときの滑舌の良さも君の良いところ。あ、少し笑った。お便りの内容が君好みの話だったんだね。君がうれしそうにお便りについて話す。声が弾むとはこのことだ。君の声が弾みながら、私に届く。つられてわくわくしてしまう。真剣な話をしているのを聞くと、私もきゅっと口を結ぶ。君が好きな話を夢中になって話すから、まるで同じテーブルで話しているような気持ちで「そうなんだね。」と私もつぶやいた。ふふふ、と小さく笑う私の声は、届くことなく夜に溶ける。それでも私にとっては会話なのだ。君のひとときが電波にのって私に届く。それはなんだか、こっそり君をのぞきこんでいるようで。
君のその声が私の心を揺らすから、今日も長めの夜を過ごす。



