ぼっち先輩と溺愛クズ後輩の昼休み

ランクイン履歴

総合34位(2025/12/05)

BL16位(2025/12/04)

BL

ぼっち先輩と溺愛クズ後輩の昼休み
作品番号
1767336
最終更新
2025/11/30
総文字数
24,255
ページ数
5ページ
ステータス
完結
いいね数
12
ランクイン履歴

総合34位(2025/12/05)

BL16位(2025/12/04)

「だから、アユ先輩はこれからも俺とお昼を食べてくれないとダメだよ。いい?」

 歩睦は親友でカースト上位のイケメンである敦也を狙う女子達から『あんたが傍にいるの、邪魔!』という圧力に負け、昼休みに体育館裏で寂しいぼっち飯をする羽目になった。
 そんな歩陸の前に現れたのは、かなりのイケメンな一年の律月。律月もとある理由から教室にいられなくなり、体育館裏へとやってきた。
 爽やかな見た目に反して強引で生意気な律月は歩陸を「ぼっち先輩」と呼び、ぐいぐい距離を詰めてくる。
 最初は律月の軽薄な態度に「女子を泣かせるクズ属性がある!」と反発していたが、共に過ごすうちに律月のマメで優しい一面を好ましく思うようになる。歩睦は持ち前の明るさとアイディアを用いて工夫を凝らして、『寒くて、寂しい』昼休み体育館裏ランチを『楽しいぽかぽか時間』へと変えて行く。二人の間にはうっとりと優しい絆が芽生えていった。

 そんなある日、教室に残してきた敦也から「歩陸、もう限界だ。戻ってきてくれ。お前がいないと毎日つまらない。癒しがない!」と腕を掴まれ懇願される。親友の本音に驚く歩睦の元へ、今度は律月が駆けつけて、「この人、もう俺のだし」 と周囲の目線がある中、熱烈にバックハグをしてきて……。

 親友の真っ直ぐな想いと、強引だけど寂しげな後輩のメロさに心を揺さぶられる歩睦。どちらも「傍にいてほしい」と願う二人に挟まれながら、歩陸の出した答えとは?

夢野歩睦 高校二年生 姉と妹に挟まれた長男。ギャルな姉の影響もあって、ゆるふわ可愛い仔犬系男子に成長。中学時代のサッカー部では不動の姫ポジだった。親友の敦也目当ての女子に煙たがられて体育館裏でぼっちランチすることを余儀なくされる。寒がり。

柳木律月 高校一年生 兄と弟に挟まれた次男。爽やかな見た目に反して言動はちょっといい加減でチャラめな皮肉屋、を装っている。本当は友達思いでマメ、人に親切にしたいと考えているが、それが裏目に出てしまった出来事に傷ついている。
明るくて楽しいことを生み出すのが大好きな歩睦とのかかわりで癒される。


あらすじ
「ちょっと、みんな見てるから離してって!」
 手首は親友の敦也にがっしり掴まれ、背中からは後輩の律月の長い腕が胸と腰に回ってきつめにハグされてる。
 僕は今、校門前で校内随一のイケメン二人から力づくで奪い合われているって、とんでもない状態になってる。
 中学からの親友と、すごく仲良くなった後輩と。どっちか一人なんて、今ここで選べっていうの? 
 僕はただ、お昼をのんびり食べたかっただけなのに!

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