年下幼馴染は、どうやら俺を寂しがらせたかったらしい

BL

年下幼馴染は、どうやら俺を寂しがらせたかったらしい
作品番号
1767294
最終更新
2025/11/30
総文字数
8,197
ページ数
4ページ
ステータス
完結
いいね数
1
「怜くん、僕がいろんな人から声をかけられているの、気になる?」
「何が? お前が人気なのはいいことだろう?」
「そう?」

 嘘をついた。大事な幼馴染が、俺の元から離れていくのは寂しい。

 しかし、そんな風にいつまでも弟離れできない兄のようなことを言ってられない。そのうち登下校を別にして、少しずつ離れていかないと。

 そう思っていたのに、女子生徒と話しているところを見られた後から様子が変わって……。

「……怜くんに友達たくさんいるのが寂しい」
「だから、僕、待ってたんだよ。怜くんが人気者になったねって言ってくれる瞬間を」
「怜くんが僕以外の人に話しかけられるのが嫌なのと同じように、僕が人気者だから寂しいって思ってくれる日をずーっと待ってたんだ」
あらすじ
 年下の幼馴染、中尾千隼は人気者だ。奥村怜は、それを嬉しいと共に、どこか遠く思えて、寂しさを感じながら高校生活を送っていた。そんな中、怜が美人だと有名な女子の後輩から声をかけられたことで2人の関係は動き始める。

 人気者の子犬のような(?)後輩と硬派なイケメン先輩(無自覚)による幼馴染BL。

目次

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