
- 作品番号
- 1752785
- 最終更新
- 2025/05/29
- 総文字数
- 9,297
- ページ数
- 7ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 7
- ランクイン履歴
-
総合98位(2025/06/05)
青春・恋愛39位(2025/06/05)
あたしの好きなもの。
ピンク色、いちごジャム、午後ティーの紙パック、教室の隅で泳ぐメダカの尾ひれ。
あたしのきらいなもの。
夕焼け、保健室の先生、上履きのゴムのところのにおい、あたしを置いていったママ。
それから、誰にも愛されないあたし。
ピンク色、いちごジャム、午後ティーの紙パック、教室の隅で泳ぐメダカの尾ひれ。
あたしのきらいなもの。
夕焼け、保健室の先生、上履きのゴムのところのにおい、あたしを置いていったママ。
それから、誰にも愛されないあたし。
- あらすじ
- 不登校の高見響は、ある日、クラスメイトの男子・日置淳がロリィタで歩いている姿を見つける。響は、女装趣味を秘密にする代わりに「あたしの首、絞めてよ」と持ちかける。響は、自分の人生の最期は「自分のことが大好きな人間に首を絞めてもらいたい」と考えていた。「あたしが人生の最期に見る景色が、あたしのことを大好きな人でいっぱいだったら最高じゃんって思って」
ロリィタ男と死にたがりの女子高生のくだらない夏の話。
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