後輩くんは先輩の手料理が食べたい
青春・恋愛
完
4
純鈍/著
- 作品番号
- 1733287
- 最終更新
- 2024/09/01
- 総文字数
- 8,927
- ページ数
- 3ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 4
――背、ちっさい……。十センチ以上差あるかも。不機嫌そうだけど、なんか可愛い……。もっと話したい……。
「俺んち金持ちなんです。でも、毎朝、一人で起きてくるとテーブルの上に一万円札だけ置いてあって、コンビニの弁当とか、そんなんばっかり食ってて……、だから、その一万円で、先輩のご飯買います!」
「俺んち金持ちなんです。でも、毎朝、一人で起きてくるとテーブルの上に一万円札だけ置いてあって、コンビニの弁当とか、そんなんばっかり食ってて……、だから、その一万円で、先輩のご飯買います!」
- あらすじ
- 男子校に入学した盛満は家で寂しさを感じていた。何故なら、彼の両親は仕事人間、毎朝起きるとキッチンに一万円札が置いてあるだけでスーパーの総菜やコンビニの弁当を食べるだけの日々だからだ。そんな彼はある日の放課後、他の生徒同様帰宅しようとしていた。だが、どこからか漂う美味しそうな匂いに気が付き、誘われるように家庭科室を訪れる。そこに居たのは女子かと間違うほど綺麗で可愛い顔をした二年の染谷だった。
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