眠れない夜は、林檎菓子と御伽噺を。
現代ファンタジー
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小鳥遊 雛人/著
- 作品番号
- 1731026
- 最終更新
- 2024/10/18
- 総文字数
- 47,852
- ページ数
- 6ページ
- ステータス
- 未完結
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
総合38位(2024/08/19)
現代ファンタジー1位(2024/08/19)
ファンタジー11位(2024/08/19)
恋愛ファンタジー9位(2024/08/19)
- ランクイン履歴
-
総合38位(2024/08/19)
現代ファンタジー1位(2024/08/19)
ファンタジー11位(2024/08/19)
恋愛ファンタジー9位(2024/08/19)
僕にはもう、何も残っていない。母が最期に何を言おうとしたのか。こんなことになるのなら…無理言って都会の大学になんて出るんじゃなかった。
この世に独りぼっちの僕が、夜に一人ぼっちで行くあてもなく彷徨う。眠ることすら出来ないから、ずっとずっと亡くなった家族が頭から消えてくれない。
もう…どうにでもなればいい…。
「君、大丈夫?」
暗夜のような真っ暗な思考の中、ふわりと香った甘い匂い。白雪のような真っ白な肌の女性が、僕に暖かさをくれた。
もう一度、彼女に会えたのなら…。
この世に独りぼっちの僕が、夜に一人ぼっちで行くあてもなく彷徨う。眠ることすら出来ないから、ずっとずっと亡くなった家族が頭から消えてくれない。
もう…どうにでもなればいい…。
「君、大丈夫?」
暗夜のような真っ暗な思考の中、ふわりと香った甘い匂い。白雪のような真っ白な肌の女性が、僕に暖かさをくれた。
もう一度、彼女に会えたのなら…。
- あらすじ
- 上京したての大学入学前の春。震災で天涯孤独となった皇 魁人はストレスから不眠症を患ってしまった。慣れない都会の夜の街を亡霊のように徘徊しているところを警官に声をかけられてしまう。そんな時、1人の綺麗な黒髪の外国人女性に助けられる。去り際に貰った林檎菓子と暖かさに涙を流し、もう一度会いたいと願っていたところ「願いの叶う深夜の洋菓子店」の噂を耳にする。これは、甘く切ない御伽噺のような物語。
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