母との会話が終わり、母は仕事へ向かった。

母が仕事に行ったあとは家の片付けを久しぶりにしてみた。
ずっと自分の部屋ばかりみていたので、リビングに置いてあるものが少し新鮮に見えた。
それと同時に、リビングに苦しい思いをせず居られることが嬉しいと思った。

リビングを軽く片付け、掃除をしている間にお昼になり、お昼ご飯もきちんと食べた。
ただの冷凍食品だけど。

食べ終わり食器を片付けようとした時、かなたからのメッセージが来た。

夕方頃家行くね。
急な連絡だったが、片付けもしていて丁度よかった。

わかった、待ってるね。と返信をし、食器を片付け今度は自分の部屋の片付けに取り掛かった。
どの部屋で話をしてもいいように、両方片付けておこう。
そうして片付けをし、最後に着替えを済まして少し時間が経てば、ちょうど玄関のチャイムがなった。

いつも通り、一応インターホンに出る。
かなたなのは分かっているので、少し言葉を交わし家へ招き入れた。