「頑張ってる、か…。」
ベッドに横たわり、一人ポツンと呟きながら考えた。
私は、進学した高校に行けなくなり、通信制へと転校した。
だが、それは私が望んだことではなく、体調、精神状態、全てを加味した上でそうするしか無かったからそうした。
そうして心身を優先し転校というものを選んだが、最初の方はまた新しい地獄が待っていた。
通信制は私の身体に合っていた。
けれど、以前の学校への未練は無くならなかった。
部活動の連絡事項、以前まで入っていたクラスのグループチャット。
それを見るだけで心が締め付けられ、押し潰された。
苦しかった。痛かった。居たかった。
この感情に頭が支配され、どうしようもない思いの行き場に困り、誰にも言えない痛みを、一人もがき苦しみ抱え込んで、時には誰にもバレないように泣いた。