いつも鉢をかぶっているクラスメイトを好きになった話。

青春・恋愛

いつも鉢をかぶっているクラスメイトを好きになった話。
作品番号
1712786
最終更新
2023/12/12
総文字数
11,122
ページ数
13ページ
ステータス
完結
いいね数
9

『御伽草子』より「鉢かづき(姫)」

長谷観音のお告げで母から鉢を被せられた女の子が、辛い思いをしながらもなんやかんやで中将の四男に見初められるシンデレラストーリー。

今回は、そんな鉢かづきの舞台がもし現代で、主人公たちが高校生だったらと仮定して書かせてもらいました。

おすすめなのでぜひ原作も!
あらすじ
学園で一番の人気者のイケメン御曹司・中条翔は、転校生の初瀬香月に恋をする。
しかし、翔の周りはその恋に否定的。……というのも、香月は何故か、顔が隠れるほどに大きな鉢を頭にかぶるという奇妙な見た目をしていたからだった。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

未沙さんの文体、町川的世界観《まちかわーるど》が光る、とても素敵な作品でした。
元となったお話、もちろん如月も知っていますが、ここまで現代風に落とし込めるのか…と感服です。硬すぎず柔らかすぎない未沙さんの作風がとても合っていて、なんというか…疲れない文章なのですごく憧れです。内容がすっと入ってきてスクロールしやすい書き方が大好きです。読者に【読ませる小説】の代表例のひとつです。もちろん、ストーリーもキャラクターも好きですよ!

とりあえず香月ちゃんのお顔を拝みたい…と思った如月でした🍀

2023/12/12 21:07

この作品のひとこと感想

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