そして出会えた君と、儚く壊れる夢の続きを。

 君を突き放すのは、心が痛くて。
 もう、どうしていいか、わからなかった。

 ごめんね。
 君に害を及ぼしたくない。
 君には無事でいてほしい。
 本当にただそれだけだったんだ。

 ちゃんと話をすればよかった。
 ごめんね。ごめんね。
 だけど……。

***