
作品番号 1702720
最終更新 2023/07/31
世の中には、仕事が辛くて、苦しくて、毎日重たい足を引きずりながら仕事に向かう人で溢れている。
あちらから聞こえるのは上司の愚痴。
こちらから聞こえるのは悲痛な叫び。
社会に出たが最後、操り人形のように動き、金を稼いで生きるためだけに働くのだ。
私もそう思っていた。
だからこそ、私は私が怖かった。
そして、狂った思いを、誰にも言えなくて、ずっと一人で苦しんでいた。
START▷▶︎▷2023.07.23