さくら。涙。あしたは晴れ。

青春・恋愛

さくら。涙。あしたは晴れ。
作品番号
1700290
最終更新
2024/01/10
総文字数
12,696
ページ数
11ページ
ステータス
完結
いいね数
0
「昔から、綺麗なものが苦手だった」

 臆病な性格の鹿野真白【かの・ましろ】。
 教師や生徒たちからの信頼を集める八七橋七瀬【やなはし・ななせ】。

 2人は、ある特別な制度が用意されている高校で再会を果たす。
 
 女子高として名高い相咲【あいさき】高校は、時代の流れとともに生徒の数が減少。
 このままでは、廃校へと追い込まれてしまう。

 そこで考えられたのが、「おもてなし」制度。

 先輩が後輩を「おもてなし」することで、高校生活への不安を和らげようというもの。
 しかし、やっぱり時代に逆らうことはできなかった。

 共学前の、最後の1年。
 今年度を最後に、相咲高校名物である「おもてなし」制度が終わりを迎えることになった。

この作品のレビュー

★★★★★
投稿者:橘花やよいさん
近づけそうで、近づけない。近づきたい。
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先輩が後輩をおもてなしする、特別な制度。何も起きないわけがない、という素敵な設定です。いいですね、私もこんな学校に行ってみたかった! 近づきたいけど、近づけない。縮まりそうで、そうならない距離感がもどかしいです。それでも最後は一歩を踏み出せる。素敵な読了感のあるお話でした。

2023/09/19 13:12

この作品の感想ノート

透明感のあるお話だな、と思いながら読み進めました。素敵な空気に包まれた世界に浸らせていただけて、感謝です!

2023/09/19 13:13

この作品のひとこと感想

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