- 作品番号
- 1696745
- 最終更新
- 2023/05/08
- 総文字数
- 13,464
- ページ数
- 17ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 4
- ランクイン履歴
-
あやかし・和風ファンタジー47位(2023/05/27)
ツバメが丘のあじさい通りには、しっとりとした夜風が駆け抜けていく。
あじさい通りをまっすぐに。かたつむりが目印の珈琲店の郵便ポストを左に曲がり、鳥居がまたがる細い路地をコの字に抜け、黒猫がお出迎えしてくれるそこが黒猫番地。
ほら、道の先。右側にほんのり明るく光が滲んだお店が見えるでしょう。
あなたも、この食堂の店主「おはぎ」さんに気付かぬうちに招かれたお客様。
赤い暖簾をくぐって引き戸を開けてみてください。
くれぐれも「おはぎ」さんの名前に触れちゃいけませんよ。
まん丸ボディーを気にしているレディですから。
あじさい通りをまっすぐに。かたつむりが目印の珈琲店の郵便ポストを左に曲がり、鳥居がまたがる細い路地をコの字に抜け、黒猫がお出迎えしてくれるそこが黒猫番地。
ほら、道の先。右側にほんのり明るく光が滲んだお店が見えるでしょう。
あなたも、この食堂の店主「おはぎ」さんに気付かぬうちに招かれたお客様。
赤い暖簾をくぐって引き戸を開けてみてください。
くれぐれも「おはぎ」さんの名前に触れちゃいけませんよ。
まん丸ボディーを気にしているレディですから。
- あらすじ
- 交際6年の恋人と突然婚約破棄をすることになった辻村優希は、ある夜、あじさい通りにある馴染みの喫茶店に寄った帰り、不思議な道に迷い込む。
黒猫番地と書かれた看板の先にあったのは、まん丸な身体で、店先の暖簾の招き猫そっくりな店主が営む「食堂おはぎ」だった。
食堂の常連は、なんとも不思議でおかしな人たちでーー?
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