「君は僕に、もうしてくれているよ。僕に、人を信じられること、人を愛せることを教えてくれたんだ。この気持ちを君に捧げさせて欲しい。僕の花になって欲しい」
「……私、貴方にそんなことが出来ていたの? ……本当に?」
信じられない気持ちでリンファスは問う。自分が人の為に何か出来たことなんて、あっただろうか!?
「出来ているよ。現に僕の花は君に咲き続けているし、君を助けるためにアキムたちが僕と一緒に君を探してくれた。
彼らと信じあい、此処まで探しに来ることが出来た。
一度も話したことのなかった父とも向き合って話すことが出来たよ。君のおかげで僕も変われた。君は僕の人生を変えてくれたんだ」
「……本当に……? 本当に私、貴方の『証』になれたの……?」
「十二分にだ! だから君にも僕を受け入れて欲しい……! 僕の傍で花を咲かせていて欲しい!」
こんな嬉しい言葉があるだろうか!? 何も出来なかったリンファスを標としてくれたこと、誰にも見向き去れなかったリンファスを欲してくれたこと。
今までの人生で叶わなかったことがロレシオによって叶えられていく。
リンファスは泣きながらロレシオに抱き付いた。ロレシオが抱き締めたリンファスの体中に、蒼い花が咲き乱れ、白色だったリンファスの髪の毛が蒼から銀のグラデーションに染まる。
陽の光に照らされる蒼の花は花芯の蒼から銀のグラデーション色を輝かせて、二人は美しい一枚の絵のようだった。
「ああ、ロレシオ! 私、貴方を一生想うと誓うわ!」
「リンファス……! もう離さないよ! 僕の花、僕の幸せ!」
リンファスとロレシオはお互いに愛を確かめ合い、二人は朝露にも勝る甘い口づけをした。
「……私、貴方にそんなことが出来ていたの? ……本当に?」
信じられない気持ちでリンファスは問う。自分が人の為に何か出来たことなんて、あっただろうか!?
「出来ているよ。現に僕の花は君に咲き続けているし、君を助けるためにアキムたちが僕と一緒に君を探してくれた。
彼らと信じあい、此処まで探しに来ることが出来た。
一度も話したことのなかった父とも向き合って話すことが出来たよ。君のおかげで僕も変われた。君は僕の人生を変えてくれたんだ」
「……本当に……? 本当に私、貴方の『証』になれたの……?」
「十二分にだ! だから君にも僕を受け入れて欲しい……! 僕の傍で花を咲かせていて欲しい!」
こんな嬉しい言葉があるだろうか!? 何も出来なかったリンファスを標としてくれたこと、誰にも見向き去れなかったリンファスを欲してくれたこと。
今までの人生で叶わなかったことがロレシオによって叶えられていく。
リンファスは泣きながらロレシオに抱き付いた。ロレシオが抱き締めたリンファスの体中に、蒼い花が咲き乱れ、白色だったリンファスの髪の毛が蒼から銀のグラデーションに染まる。
陽の光に照らされる蒼の花は花芯の蒼から銀のグラデーション色を輝かせて、二人は美しい一枚の絵のようだった。
「ああ、ロレシオ! 私、貴方を一生想うと誓うわ!」
「リンファス……! もう離さないよ! 僕の花、僕の幸せ!」
リンファスとロレシオはお互いに愛を確かめ合い、二人は朝露にも勝る甘い口づけをした。