青春・恋愛
完
鈴谷なつ/著

- 作品番号
- 1671505
- 最終更新
- 2024/11/02
- 総文字数
- 97,806
- ページ数
- 46ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 9
世界の果てまで追いかけて
〜〜初恋カンタービレ〜〜
『それで、俺、萌に聞いてほしい話があるんだけど』
「なあに?」
『帰ったら言う』
「電話じゃ言えない話?」
『うん。あー、というか、電話ではしたくない話って感じかな』
「同じじゃない?」
『全然違うよ』
甲子園のプリンスと呼ばれるようになった幼馴染、陸。
「さっきの話」
「ん?」
「好きな人にしか優しくしないっていうの、本当だから」
「…………矢吹くんの言う好きな人って」
「特別な人のこと。その他大勢じゃなくて、彼女になってもらいたいって思う相手のことな」
一緒に部活を頑張ってくれている駿介。
萌が最後に選ぶのは……?
つづきはこちらへ!
→ https://novema.jp/book/n1717958
〜〜初恋カンタービレ〜〜
『それで、俺、萌に聞いてほしい話があるんだけど』
「なあに?」
『帰ったら言う』
「電話じゃ言えない話?」
『うん。あー、というか、電話ではしたくない話って感じかな』
「同じじゃない?」
『全然違うよ』
甲子園のプリンスと呼ばれるようになった幼馴染、陸。
「さっきの話」
「ん?」
「好きな人にしか優しくしないっていうの、本当だから」
「…………矢吹くんの言う好きな人って」
「特別な人のこと。その他大勢じゃなくて、彼女になってもらいたいって思う相手のことな」
一緒に部活を頑張ってくれている駿介。
萌が最後に選ぶのは……?
つづきはこちらへ!
→ https://novema.jp/book/n1717958
- あらすじ
- 雨宮萌の幼馴染、速水陸は甲子園のプリンスと呼ばれている。萌と陸は昔、バッテリーを組んでいたが、ある事件をきっかけに萌は野球を辞めてしまう。
その後萌が出会ったのは、学年の人気者、矢吹駿介だった。
『好きだよ。萌のことが、ずっと前から』
『俺が今まで出会った中で一番って言ってもおかしくないくらい、変わってて、…………そんで優しい』
青春が詰まった三角関係のラブストーリー!
この作品のレビュー
投稿者:てるさん
最高の作品
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読んでいて一番感じた事はリアリティーが高いな、と感じた。特に人間関係の描写がとても細かく、思春期ならではの人間関係の悩みや葛藤が読んでいてすごく伝わってきた。
ここからネタバレ入ります。
話の内容としては主人公の萌、高校野球のプリンスと呼ばれるようになった幼馴染の陸、中学から部活が一緒の駿介の三角関係のお話。駿介がたびたび萌の事が好きとほのめかしていたにも関わらずその相手が分からずに羨ましいと思っていたのは可愛いなぁ、って思いながら読んでた。萌が陸と駿介のどちらも大切な存在だと思っているのが読んでいてわかったし、萌自身が陸と駿介どちらの事が好きなのか気持ちがわからないまま話が進んでいったからこそ、駿介の演奏のシーンで萌が自分自身の気持ちに気付いた時はやっぱり駿介の事が好きなんだと感じた。自分の気持ちに気付くシーンの描き方は凄く好き。今までの描写も相まってすごく感動した。
2023/10/27 10:37
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