窓から外を見ると雪がチラついていた。
祈莉はあれからみるみる回復して今ではクマも消えていた。
回復と言っても凄い悪かった状態から少し悪いに変わっただけで病状が宜しくないことに変わりはなかった。
そんな時僕らに嵐山先生から朗報が入った。
「梨久君も居たんだね。こんにちは。ちょうど良かった。2人にビックニュースだ」
そう言うと祈莉の家族もニコニコしながら病室に入ってくる。
「1日だけだけど祈莉ちゃんに外出許可を出すよ」
「ほんとですか?!」
「え?!外出許可? 」
驚きが隠せない。急な外出許可。
祈莉が心の底から嬉しそうだ。
「梨久君、祈莉とどこかでかけてあげてくれる? 」
「僕? 僕でいいんですか、皆さんとの方が」
「いいの、一緒に行ってきてあげて」
「祈莉はいいの? 」
「勿論! 梨久君、私海行きたいな」
「海? 冬だけど? 」
「うん! 冬だけど海行きたい!!勿論浸からないからね! 見に行くだけ」
この真冬に海に行きたいという祈莉のビックリ発言に病室が笑いに包まれる。
「わかった海に行こう」
僕のその一言で祈莉はやった! とガッツポーズをしてみせた。
「じゃあ僕は明日の準備の為に帰るよ」
「うん! 楽しみにしてる。また明日ね」
みんなに会釈をして家へ帰った。
祈莉の外出許可。
僕も分かりやすく浮かれているかもしれない。
祈莉はあれからみるみる回復して今ではクマも消えていた。
回復と言っても凄い悪かった状態から少し悪いに変わっただけで病状が宜しくないことに変わりはなかった。
そんな時僕らに嵐山先生から朗報が入った。
「梨久君も居たんだね。こんにちは。ちょうど良かった。2人にビックニュースだ」
そう言うと祈莉の家族もニコニコしながら病室に入ってくる。
「1日だけだけど祈莉ちゃんに外出許可を出すよ」
「ほんとですか?!」
「え?!外出許可? 」
驚きが隠せない。急な外出許可。
祈莉が心の底から嬉しそうだ。
「梨久君、祈莉とどこかでかけてあげてくれる? 」
「僕? 僕でいいんですか、皆さんとの方が」
「いいの、一緒に行ってきてあげて」
「祈莉はいいの? 」
「勿論! 梨久君、私海行きたいな」
「海? 冬だけど? 」
「うん! 冬だけど海行きたい!!勿論浸からないからね! 見に行くだけ」
この真冬に海に行きたいという祈莉のビックリ発言に病室が笑いに包まれる。
「わかった海に行こう」
僕のその一言で祈莉はやった! とガッツポーズをしてみせた。
「じゃあ僕は明日の準備の為に帰るよ」
「うん! 楽しみにしてる。また明日ね」
みんなに会釈をして家へ帰った。
祈莉の外出許可。
僕も分かりやすく浮かれているかもしれない。